- YONEXのランニングシューズはどれを選べばいいかわからない
- カーボンクルーズとセーフランの違いが知りたい
- ひざを守りながら走れるシューズを探している
YONEX(ヨネックス)は1946年創業のスポーツブランドで、バドミントン・テニス・ゴルフで培った独自のカーボン技術と衝撃吸収技術をランニングシューズに展開してきたメーカーです。「ひざを守る」という一貫したコンセプトのもと、競技記録の追求よりもランナーが長く健康的に走り続けられる設計を最優先とした独自路線で、市民ランナーからウルトラマラソンランナーまで幅広い支持を集めています。
この記事では、YONEXランニングシューズのブランドコンセプトと独自テクノロジーをわかりやすく解説し、全10モデルの特徴と違いを詳しく比較します。スタイル別のおすすめモデルも紹介しますので、YONEXのランニングシューズが気になっている方はぜひ参考にしてください。
YONEXとはどんなランニングシューズブランド?特徴と評判を紹介
YONEXは1946年に新潟県長岡市で創業した日本を代表するスポーツブランドです。バドミントン・テニス・ゴルフなどのラケット競技で世界トップ選手に愛用される器具を製造し続け、日本が誇る高品質なスポーツメーカーとして国際的な地位を確立してきました。ランニングシューズ市場においても、YONEXはラケット競技で磨き上げた独自技術を惜しみなく投入し、国産ブランドならではの品質と設計思想を体現しています。
YONEXのブランドコンセプトと開発思想
YONEXがランニングシューズ市場に本格参入したのは2009年のことで、バドミントンやテニスのアスリートが日常トレーニングを安全に行えるシューズを開発することが出発点でした。ラケット競技の練習量は非常に多く、走り込みで体を仕上げる選手も多い一方で、ランニング中のひざへの負担が競技パフォーマンスに影響するという課題を抱えていました。
YONEXランニングシューズの開発思想の根幹にあるのは、「ひざを守る」という一貫したコンセプトです。競技タイムの追求よりも、ランナーが長く健康的に走り続けられる設計を最優先とした点が、他の競技志向ブランドとは根本的に異なります。パワークッション®プラスをはじめとする独自素材や、アーチフォーマーによるオーバープロネーション(着地時に足が内側に過度に倒れ込む動作)の抑制設計は、すべてこの思想から生まれた機能です。
ウルトラランナーからも「YONEXのランニングシューズを履いていると怪我が心配にならない。安心感がある」という声が上がるなど、安全性を重視した設計はプロアスリートからも評価されています。ラケット競技者だけでなく、怪我を避けながら長くランニングを楽しみたいすべての方に向けたブランドとして、YONEXのランニングシューズは進化を続けています。
YONEXランニングシューズの特徴・強み
YONEXランニングシューズの最大の特徴は、ラケット競技で培ったカーボン技術と衝撃吸収技術を融合させた独自設計にあります。3Dパワーカーボンはテニスラケットのフレーム設計に用いる炭素繊維技術を応用しており、他ブランドのフラット型カーボンプレートとは異なる立体形状で横ブレを抑制します。
YONEXが独自開発した「パワークッション®プラス」は、12mの高さから落とした生卵が割れずに6m以上跳ね返る圧倒的な衝撃吸収力と反発性を誇ります。衝撃吸収性28%・反発性62%向上というデータが示す通り、ひざへの負担を軽減しながら推進力も生み出すYONEXランニングシューズならではの技術です。さらにフェザーライトX(ヨネックス史上最軽量のミッドソール素材)による軽量化や、トウライト設計による正しい着地フォームへの誘導など、細部にまで独自技術が詰め込まれています。
YONEXランニングシューズの価格帯と評判
YONEXランニングシューズのラインナップは¥12,650〜¥19,800の価格帯で展開されています。最安値モデルの「プライムトレーナー」でもパワークッション®プラスを搭載しており、全モデルでYONEX独自のひざ保護性能を実感できる点が大きな強みです。
YONEXのランニングシューズはサブ4ランナーやウルトラランナーからの支持が特に高く、「ひざが楽になった」「長距離でも疲れが少ない」という声が多く聞かれます。競技記録を狙うカーボンクルーズシリーズから、日常的なジョギングに最適なセーフランシリーズ、ラケット競技者向けのトレーニングモデルまで、目的とレベルに応じて選べる充実したラインナップが高く評価されています。
YONEXランニングシューズの機能とテクノロジー
YONEXランニングシューズには、ラケット競技や雪上スポーツで磨き上げた独自テクノロジーが搭載されています。ここでは、YONEXを特徴づけるコアテクノロジーを4種類解説します。
パワークッション®プラス
パワークッション®プラスは、YONEXが独自開発した衝撃吸収反発素材で、全ランニングシューズモデルの根幹を支えるテクノロジーです。従来のEVA素材と比較して衝撃吸収性を28%、反発性を62%向上させるという驚異的な性能を実現し、ランニング時のひざへの負担を大幅に軽減します。
YONEXのパワークッション®プラスは、高反発性の特殊樹脂を添加することで、着地の衝撃を吸収しながら即座に反発エネルギーへと変換する独自の構造を持ちます。12mの高さから落とした生卵が割れずに6m以上跳ね返るという検証結果が、パワークッション®プラスの性能を端的に示しています。
パワークッション®プラスの恩恵を最も受けるのは、ひざや関節に不安を抱えるランナーです。着地の衝撃をソール全体で吸収しながら次の一歩への推進力を自然に生み出すことで、長距離走行時の疲労蓄積を大幅に軽減します。YONEXの全ランニングシューズに搭載されているため、どのモデルを選んでも同様の恩恵を受けられます。
フェザーバウンスフォーム
フェザーバウンスフォームは、YONEXランニングシューズの上位モデルに搭載される軽量ミッドソール素材です。軽さと反発性を高次元で両立させることを目的に開発され、主にカーボンクルーズシリーズの厚底モデルに採用されています。
YONEXのフェザーバウンスフォームは、厚底設計と組み合わせることで、着地時の衝撃を広い面積で分散させる働きをします。「カーボンクルーズ XR」ではフェザーバウンスフォームを従来モデルより約30%増量しており、ミッドソール厚40mm超という圧倒的なクッション層を実現しています。
フェザーバウンスフォームにより、YONEXのランニングシューズはカーボンプレートと組み合わせても「重さ」を感じにくい走行感を生み出します。推進力と足の保護を同時に求める中長距離ランナーに特に適した素材で、YONEXのハイエンドラインを支える重要なテクノロジーです。
3Dパワーカーボン
3Dパワーカーボンは、YONEXがラケット競技向けフレーム設計の技術から派生させたカーボンプレートです。他ブランドのフラット型カーボンプレートとは異なり、周囲を立ち上げた立体形状が特徴で、着地時の横ブレを抑制しながら適度なしなりで筋肉への負担を軽減します。
YONEXの3Dパワーカーボンは、搭載モデルによって形状が異なります。「カーボンクルーズ SR」では爪先まで延長した高剛性タイプでスピード走行に対応し、「カーボンクルーズ XR」や「カーボンクルーズ グライダー」ではフラット形状を採用して安定性を優先した設計になっています。
3Dパワーカーボンの立体構造は、ランニング時の接地からつま先離地までの動作をスムーズにサポートします。カーボンプレート特有の突き上げ感を軽減しつつ、推進力と安定性を高い次元で両立できる点がYONEXならではの強みです。
ラテラルシェル / トウライト設計
ラテラルシェルは、アッパーに圧着された高強度フィルムによって横方向のブレを抑制するYONEXの独自技術です。ランニング時の着地で生じる足首の内外への傾きを物理的に制御することで、フォームの乱れを防ぎひざへの余計な負担を軽減します。
トウライト設計はシューズ前部を軽量化することで着地角度を最適に保つYONEXの工夫です。つま先を自然にやや上向きにキープすることで、かかとから正しく着地するランニングフォームをサポートし、特につまずきのリスクを軽減します。
YONEXのラテラルシェルとトウライト設計は、正しい着地フォームをシューズ側から自動的にサポートするという考え方に基づいています。走り始めのランナーや、フォームの乱れからひざを痛めた経験のある方に特に有効な技術として、セーフランシリーズを中心に多くのモデルへ採用されています。
YONEXランニングシューズの全モデルの種類を比較
ここでは、YONEXランニングシューズの全10モデルの種類と違いを解説します。まずは以下の比較表でスペックを一覧確認し、各モデルの詳細をご確認ください。YONEXのランニングシューズはメン・ウィメン両モデルを展開しており、基本的な機能は同一で重量と展開サイズが異なります。
| モデル名 | 重量(Men’s 26cm) | カーボンプレート | 主な用途 | 対象レベル | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| カーボンクルーズ SR | 約242g | 3Dパワーカーボン | レース・スピード練習 | 中級〜上級 | ¥19,800 |
| カーボンクルーズ XR | 約265g | 3Dパワーカーボン | デイリー・フルマラソン | 中級〜ベテラン | ¥19,800 |
| カーボンクルーズ グライダー | 約292g | 3Dパワーカーボン | 安定重視・初カーボン | 中級〜ベテラン | ¥19,800 |
| セーフラン 900C | 約285g | カーボン補強 | ジョギング〜ハーフ | 中級〜上級 | ¥19,250 |
| カーボンクルーズ エアラス | 約220g | 3Dパワーカーボン | スピード練習・テンポ走 | 中級〜上級 | ¥18,700 |
| セーフラン 200X | 約275g | 3Dパワーカーボン | デイリー・ロング走 | 初級〜中級 | ¥18,700 |
| セーフラン エアラス | 約225g | なし | ジョギング | 初心者〜中級 | ¥17,600 |
| セーフラン フィットジョグ | 約230g | なし | ジョグ・フィットネス | 初心者 | ¥15,400 |
| カウンターコートトレーナー | 約255g | パワーカーボン(安定) | クロストレーニング | 全レベル | ¥12,980 |
| プライムトレーナー | 約260g | なし | 日常トレーニング・WK | 初心者 | ¥12,650 |
カーボンクルーズ SR(¥19,800)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | カーボンクルーズ SR |
| 重量 | 約242g(Men’s 26.0cm) / 約208g(Women’s 23.5cm) |
| カーボンプレート | 3Dパワーカーボン |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、フェザーバウンスフォーム |
| 主な用途 | レース・スピード練習(サブ4向け) |
「カーボンクルーズ SR」はYONEXのカーボンクルーズシリーズにおけるスタンダード競技モデルで、タイムを追い求めるランナーに向けて設計されたランニングシューズです。3Dパワーカーボンを爪先まで延長した高剛性設計と、高反発なフェザーバウンスフォームが組み合わさることで、スピード走行に必要な推進力と安定性を両立しています。2024年8月に発売された最新モデルで、YONEXのランニングシューズラインナップにおいてレース志向の中心的存在です。
YONEXの3Dパワーカーボンは「カーボンクルーズ SR」において爪先まで届く高剛性設計を採用しており、蹴り出し時に最大限のエネルギーをシューズが反発する構造になっています。パワークッション®プラスによるひざ保護機能も備えており、高いスピードで走りながらもひざへの衝撃を軽減するYONEXらしい設計です。
「カーボンクルーズ SR」の重量は約242g(メンズ26.0cm)と、カーボンプレート搭載モデルとして軽量な仕上がりです。タイムを狙うスピードトレーニングやハーフマラソン・フルマラソンのレースシーンで本来の性能を発揮します。
YONEXのカーボンクルーズ SRは、フルマラソンサブ4以上の記録を狙いたい中級〜上級ランナーにおすすめのランニングシューズです。
カーボンクルーズ XR(¥19,800)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | カーボンクルーズ XR |
| 重量 | 約265g(Men’s 26.0cm) / 約225g(Women’s 23.5cm) |
| カーボンプレート | 3Dパワーカーボン(フラット形状) |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、フェザーバウンスフォーム(+30%増量) |
| 主な用途 | デイリートレーニング・フルマラソン |
「カーボンクルーズ XR」はYONEXのカーボンクルーズシリーズにおける長距離特化モデルで、ヨネックス史上最厚となるミッドソール厚40mm超の設計を誇るランニングシューズです。フェザーバウンスフォームを従来モデルより約30%増量しており、圧倒的なクッション量でフルマラソン後半の失速を防ぎます。
YONEXのカーボンクルーズ XRに搭載された3Dパワーカーボンはフラット形状で、安定性と筋肉への負担軽減を優先した設計です。ミッドソール厚が40mmを超えるため、世界陸連の規定するレース用シューズの厚み制限(40mm)を超えており、公式競技には使用できません。デイリートレーニングや市民ランナーのマラソンレースを主な用途としているランニングシューズです。
「カーボンクルーズ XR」は、ゆっくりでもフルマラソン・ウルトラマラソンを完走したい市民ランナーや、脚への負担を抑えながらロング走の練習距離を伸ばしたいランナーにおすすめのYONEXランニングシューズです。
カーボンクルーズ グライダー(¥19,800)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | カーボンクルーズ グライダー |
| 重量 | 約292g(Men’s 26.0cm) |
| カーボンプレート | 3Dパワーカーボン(フラット形状) |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、フェザーバウンスフォーム、アーチフォーマー |
| 主な用途 | 安定重視ランニング・初カーボンプレート |
「カーボンクルーズ グライダー」は2025年3月下旬に発売されたYONEXの最新カーボンプレートモデルで、「いつまでも続く安心感」をコンセプトに開発されました。カーボンクルーズシリーズの中でも特に安定性を重視した設計で、はじめてカーボンプレートシューズに挑戦するランナーに向けた入門カーボンモデルに位置づけられています。
YONEXのカーボンクルーズ グライダーには、3Dパワーカーボンに加えてアーチフォーマー(内甲硬度を強化してオーバープロネーションを抑制する機能)が搭載されており、足の内側への倒れ込みを防ぐ設計が充実しています。エンデュランスラバー(従来品比で耐摩耗性約2倍のアウトソール素材)の採用により、デイリーランニングでも高い耐久性を発揮します。中足部を巻き上げるテキスタイルベルトや増量された履き口スポンジも搭載しており、快適なフィット感が長続きします。
「カーボンクルーズ グライダー」は、カーボンプレートの推進力に不安がある方や、安定感を最優先にデイリーランニングからフルマラソン完走を目指す中級〜ベテランランナーにおすすめのYONEXランニングシューズです。
セーフラン 900C(¥19,250・ユニセックス)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | セーフラン 900C |
| 重量 | 約285g(26.0cm・ユニセックス) |
| カーボンプレート | カーボン補強あり |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、BOA®フィットシステム |
| 主な用途 | ジョギング〜ハーフマラソン |
「セーフラン 900C」はYONEXのセーフランシリーズ最上位モデルで、セーフランシリーズとしては唯一カーボン補強を搭載したランニングシューズです。厚みのあるパワークッション®プラスによる高いひざ保護性能と、BOA®フィットシステム(ダイヤル操作でシューズのフィット感をすばやく調整できる機構)による脱着の容易さを兼ね備えています。
YONEXのセーフラン 900Cに搭載されたBOA®フィットシステムは、ランニング中でも素早くフィット感を微調整できる点が特徴です。パワークッション®プラスとハイパーフェザーライト(軽量ミッドソール素材)の組み合わせが、長時間の走行でも快適な履き心地を実現します。トウライト設計も搭載しており、つまずきのリスクを軽減しながら正しい着地フォームへと導きます。
「セーフラン 900C」はユニセックスモデルとして男女ともに使用でき、着脱の手軽さを重視するランナーや、ひざへの優しさとカーボン補強による推進力を両立して楽しみたい中級〜上級の健康志向ランナーにおすすめのYONEXランニングシューズです。
カーボンクルーズ エアラス(¥18,700)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | カーボンクルーズ エアラス |
| 重量 | 約220g(Men’s 26.0cm) / 約192g(Women’s 23.5cm) |
| カーボンプレート | 3Dパワーカーボン(フルレングス) |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、フェザーライトX |
| 主な用途 | スピード練習・テンポ走 |
「カーボンクルーズ エアラス」は「羽のような軽さ、飛ぶようなスピード」をコンセプトに開発されたYONEXのカーボンクルーズシリーズ軽量モデルです。フェザーライトX(一般的なEVA材より約30%軽量化を実現したYONEX独自素材)を採用することで、メンズ26.0cmで約220g、ウィメンズ23.5cmでわずか約192gという軽さを実現しています。
YONEXのカーボンクルーズ エアラスには3Dパワーカーボンをフルレングスで搭載しており、足全体でカーボンプレートの推進力を活かしながらスムーズな重心移動を実現します。エンデュランスラバー(テニストップ選手愛用のラバーを採用し耐摩耗性を従来比2倍に向上させたアウトソール素材)を全面採用しており、スピードトレーニングで酷使されるアウトソールの耐久性も確保しています。
「カーボンクルーズ エアラス」は、スピード練習やテンポ走を軸にトレーニングする中級〜上級ランナー、特にフルマラソン4時間前後の記録を持ちペースアップを目指すランナーにおすすめのYONEXランニングシューズです。
セーフラン 200X(¥18,700)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | セーフラン 200X |
| 重量 | 約275g(Men’s 26.0cm) / 約235g(Women’s 23.5cm) |
| カーボンプレート | 3Dパワーカーボン |
| ミッドソール | フェザーライトX、パワークッション®プラス(踵部内蔵) |
| 主な用途 | デイリートレーニング・ロング走 |
「セーフラン 200X」はYONEXのセーフランシリーズにおけるロングセラー上位モデルで、「ゆっくり長く走りたいランナー」のために設計されたランニングシューズです。フェザーライトXを従来の軽量素材より体積比11%増量(前足部の厚み17%、踵部の厚み7%アップ)で採用しており、軽量性とクッション量を高いレベルで両立しています。
YONEXのセーフラン 200Xにはセーフランシリーズながらも3Dパワーカーボンが搭載されており、前足部・中足部・踵部でそれぞれ最適な剛性としなり具合を持つ3段階設計を採用しています。踵部内蔵のパワークッション®プラスが着地衝撃をしっかりと吸収し、アーチフォーマーとトウライト設計により長距離走行中のフォーム崩れを抑制します。
「セーフラン 200X」は、フルマラソン完走を第一目標とする市民ランナーや、毎日の練習でデイリーロング走を重ねるランナーにおすすめのYONEXランニングシューズです。ひざへの優しさと十分な推進力を両立しており、初級〜中級ランナーが安心して選べる一足です。
セーフラン エアラス(¥17,600)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | セーフラン エアラス |
| 重量 | 約225g(Men’s 26.0cm) / 約195g(Women’s 23.5cm) |
| カーボンプレート | なし |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、フェザーライトX |
| 主な用途 | ジョギング・デイリートレーニング |
「セーフラン エアラス」はYONEXのセーフランシリーズ最軽量モデルで、フェザーライトX採用によりウィメンズ23.5cmで片足約195gという軽さを誇るランニングシューズです。カーボンプレートを搭載しないため、初心者でも違和感なく履けるナチュラルな走行感が特徴で、軽快なジョギングに最適な一足です。
YONEXのセーフラン エアラスのアッパーにはサンドウィッチメッシュ(網目の異なる2種類のメッシュを重ねた構造)が採用されており、適度なホールド感と高い通気性を両立しています。アナトミカルタン(足首への負担を軽減する解剖学的形状のタン部)も搭載しており、長時間着用しても足への圧迫感が少ない快適な履き心地を実現しています。
「セーフラン エアラス」はYONEXのパワークッション®プラスによる膝保護機能を持ちながら、軽快な走り心地を求めたいジョガーにおすすめです。ひざへの優しさと軽量性を両立したランニングシューズを探している初心者〜中級ランナー、特に女性ランナーに最適な一足です。
セーフラン フィットジョグ(¥15,400)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | セーフラン フィットジョグ |
| 重量 | 約230g(Men’s 26.0cm) |
| カーボンプレート | なし |
| ミッドソール | パワークッション®プラス、フェザーライトX |
| 主な用途 | ジョギング・フィットネス兼用 |
「セーフラン フィットジョグ」は、ジョギングからフィットネス・ジムトレーニングまで幅広い用途に対応するYONEXのオールラウンドモデルです。ラテラルシェルとワイドコンタクト設計(接地面積を拡大して走行安定性を高める構造)を採用しており、ランニングだけでなく多様な動きにも対応できる安定感が特徴です。
YONEXのセーフラン フィットジョグのミッドソールには、パワークッション®プラスとフェザーライトXが搭載されており、ジョギング時のひざへの衝撃をしっかりと吸収します。フィットネスや筋トレと組み合わせたクロストレーニング利用でも対応できるよう、柔軟性の高いソール構造を採用しています。
「セーフラン フィットジョグ」は、これからランニングを始める初心者ランナーや、ジョギングとジムでの運動を1足のシューズで兼用したいランナーにおすすめのYONEXランニングシューズです。
カウンターコートトレーナー(¥12,980)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | カウンターコートトレーナー |
| 重量 | 約255g(Men’s 26.0cm) |
| カーボンプレート | パワーカーボン(安定性補強) |
| ミッドソール | ハイパーフェザーライト、ラテラルシェル |
| 主な用途 | クロストレーニング・ラケット競技 |
「カウンターコートトレーナー」は2026年3月下旬に発売されたYONEXの最新トレーニングシューズで、テニス・バドミントンなどのラケット競技者が日常のクロストレーニングに使用することを主目的とした一足です。YONEXがラケット競技で培った設計思想を最も直接的に体現したモデルで、ランニングとラケット競技の両方に対応するユニークな設計を持っています。
YONEXのカウンターコートトレーナーに搭載されたパワーカーボンは、前進方向への推進力を高める役割ではなく、横方向の安定性を補強するために設計されています。ラテラルシェルとハイパーフェザーライト(軽量ミッドソール素材)の組み合わせにより、コート内でのサイドステップや急な方向転換にも対応できる安定感を実現しています。
「カウンターコートトレーナー」は、YONEXのランニングとラケット競技のブランドDNAが凝縮した一足で、テニス・バドミントンのフットワーク強化を目的にランニングトレーニングを行う競技者や、横方向の動作を含むサーキットトレーニングを行う方におすすめのYONEXシューズです。
プライムトレーナー(¥12,650)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | プライムトレーナー |
| 重量 | 約260g(Men’s 26.0cm) |
| カーボンプレート | なし(ゼロドロップ設計) |
| ミッドソール | パワークッション®プラス |
| 主な用途 | 日常トレーニング・ウォーキング |
「プライムトレーナー」は2025年8月下旬に発売されたYONEXのランニングシューズラインナップで最もリーズナブルなモデルです。「履くだけでフットワーク向上へ導く」をコンセプトに、主にラケット競技者の日常トレーニング用途として設計されました。ゼロドロップ設計(前足部と踵部の高低差がほぼゼロの設計)を採用しており、自然な足の動きを引き出す新感覚の履き心地が特徴です。
YONEXのプライムトレーナーには、エルゴシェイプ(人間工学に基づき足の形状に沿った立体的な足床形状)が採用されており、足にフィットする自然な踏み込み感を実現しています。YONEXの全モデルに共通するパワークッション®プラスも搭載しており、最安値モデルながらYONEXならではのひざ保護機能はしっかりと受け継がれています。
「プライムトレーナー」は、YONEXランニングシューズを試してみたい初心者ランナーや、ウォーキングと軽いジョギングを組み合わせたい方に最適な一足です。コスト重視でYONEXのひざ保護技術を体験したいランナーにおすすめのランニングシューズです。
まとめ
この記事では、YONEXランニングシューズのブランドコンセプトと独自テクノロジーの解説、そしてカーボンクルーズシリーズ・セーフランシリーズを中心とした全10モデルの特徴と違いを比較しました。YONEXの強みである「ひざを守る」という一貫した思想が、¥12,650の入門モデルから¥19,800のレーシングモデルまで全ラインナップに浸透していることが、YONEXランニングシューズの最大の個性です。
YONEXランニングシューズを選ぶ際の判断軸は、(1)カーボンプレートの有無、(2)主な用途(レース・デイリー・フィットネス)、(3)ひざへの優しさと推進力のバランスの3点です。レース記録を狙いたいなら「カーボンクルーズ SR」や「カーボンクルーズ エアラス」、長距離を無理なく走り続けたいなら「カーボンクルーズ XR」や「セーフラン 200X」、ジョギングや健康づくりが目的なら「セーフラン エアラス」や「セーフラン フィットジョグ」が有力な候補になります。
YONEXランニングシューズが提案する「ひざを守りながら走り続ける」という思想は、長くランニングを楽しみたいすべてのランナーにとって共感できる価値観です。公式オンラインショップや専門ランニングショップでの試し履きもあわせて検討しながら、自分に最適なYONEXのランニングシューズを選ぶ際のご参考になれば幸いです。

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