【DECATHLON】ランニングシューズ全モデル比較|KIPRUNのおすすめはどれ?

  • DECATHLONのランニングシューズはシリーズが多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • KiprideとKipride Maxのように、名前の似たモデルの違いを知りたい
  • KD900X.2やKS900が、2026年の名前変更でどのモデルになったのか知りたい

「DECATHLON(デカトロン)」は1976年にフランスで創業した総合スポーツ用品メーカーで、ランニング専門ブランドのKIPRUN(キプラン)を中心に、市民ランナーからトップアスリートまで幅広く支持されるランニングシューズブランドです。アスリートとの実地テストを重ねて開発した独自フォームやカーボンプレートと、レース用から入門用までそろうラインナップの幅広さに定評があります。

ランニングシューズは自分のレベルや走る距離、路面に合わないモデルを選んでしまうと、走りやすさや練習の続けやすさ、記録の伸びにも影響します。DECATHLONはロード用とトレイル用の両方に多くのシリーズをそろえているため、ランニングシューズは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です。

この記事では、DECATHLONの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のランニングシューズを全モデル比較します。シリーズ名の変更点や用途別のおすすめモデルも紹介しますので、DECATHLONのランニングシューズが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

DECATHLONとはどんなランニングシューズブランド?特徴と評判を紹介

DECATHLONとは1976年にフランスで創業された総合スポーツ用品ブランドで、競技ごとに専用の自社ブランドを持つ体制をとっています。ランニングシューズはランニング専門ブランドのKIPRUN(キプラン)が手がけており、ロードレース用のカーボンシューズから初心者向けのジョギングシューズ、トレイルランニングシューズまで幅広くそろえています。

日本の公式オンラインストアでは1万件を超えるレビューが集まるモデルもあり、DECATHLONのランニングシューズは利用者の評価を確かめやすいブランドです。2026年には旧来の型番がKIPSTORMやKIPRIDE、KIPCORE、KIPSUMMITといったシリーズ名に整理され、用途からモデルを選びやすくなりました。

DECATHLONのブランドコンセプト

DECATHLONは1976年にフランスで生まれ、本社をフランスのヴィルヌーヴ=ダスクに置く総合スポーツ用品ブランドです。競技ごとに専用の自社ブランドを設けており、ランニングシューズはKIPRUNのブランド名で開発されています。

KIPRUNという名前は、2007年のニューヨークシティマラソンで沿道からかけられた「Keep on Running(走り続けよう)」という声援に由来しています。トップアスリートだけでなく、走り始めたばかりのランナーまで走り続けられるように支えることが、KIPRUNのランニングシューズに共通する考え方です。

DECATHLONはレースでの記録更新から毎日のジョギング、山道を走るトレイルランニングまで、目的ごとにランニングシューズのシリーズを分けています。自分の走る目的をはっきりさせてからシリーズを選ぶのが、多くのモデルの中で迷わずに候補を絞り込むコツです。

DECATHLONの特徴・強み

DECATHLONのKIPRUNはプロのアスリートチームを持ち、ランニングシューズを実際のユーザーやアスリートと一緒に設計して、実地テストを重ねてから製品化しています。たとえばトレイル用の「KIPSUMMIT」は、フランス・グルノーブルのバスティーユトレイルで実地テストを行ったモデルです。

トップ選手との関わりも深く、DECATHLONは長距離ランナーのジミー・グレシエ選手と2025〜2028年のロサンゼルス五輪まで続くパートナーシップを結んでいます。グレシエ選手は2025年3月、現在の「Kipstorm Lab」にあたるKIPRUNのモデルで5kmの欧州記録(12分57秒)を出しており、日本でも2025年4月に関東学院大学陸上競技部との提携が始まりました。

評判の面では、公式オンラインストアで「Jogflow 100.1」に1万7,000件を超えるレビューが集まっています。定番の「KIPCORE CUSHION 500」も5,500件超のレビューで平均4.71と高い評価を得ており、日常的に走るランナーからの支持が厚いランニングシューズブランドです。

購入できる場所も広がっており、2025年1月にはメガスポーツ幕張新都心店にKIPRUNのオフィシャルブランドストアがオープンしました。2026年3月25日からは関東や中部、東海、関西のランニング専門店でも取り扱いが始まり、公式オンラインストア以外でDECATHLONのランニングシューズを試し履きできるようになったのも強みです。

DECATHLONの関連ブランド

DECATHLONのランニングシューズは、レースや本格的な練習に向けたKIPRUNの各シリーズと、走り始めの人向けのJOGFLOW(ジョグフロー)の2本立てで展開されています。JOGFLOWはかつてKALENJI(カレンジ)の名前で販売されていたジョギング用のラインで、現在はKIPRUNの名前を冠したランニングシューズとして販売されています。

トレイルランニングシューズも以前はEVADICTという別ブランドでしたが、KIPRUNに統合されました。2026年からはトレイル用の新シリーズKIPSUMMITとして展開されており、ロード用もトレイル用もDECATHLONのランニングシューズはKIPRUNの中で選び分けられるのが特徴です。

DECATHLONのランニングシューズの機能とテクノロジー

DECATHLONのランニングシューズには、KIPRUNが自社で開発したミッドソールのフォームやカーボンプレート、足を包むアッパー構造など、複数のモデルに共通する独自テクノロジーが使われています。フォームやプレートの名前を知っておくと、クッション重視のモデルか、反発やスピード重視のモデルかを見分けやすくなります。

なかでもFastechとSoftechの2種類のフォームは、DECATHLONのロード用シューズとトレイル用シューズの両方で使われる基本の技術です。ここではDECATHLONの主要なテクノロジーについて、仕組みと走りへのメリットを解説します。

DECATHLONのランニングシューズに採用されている主なテクノロジーは以下のとおりです。

  • Fastech/Fastech+フォーム
  • Softech/Softech+フォーム
  • 特許取得カーボンプレート
  • MFOAM
  • 360°フィット構造

Fastech/Fastech+フォーム

Fastechは、DECATHLONのKIPRUNが採用するミッドソール用のフォームで、着地の衝撃をやわらげるクッション性と、蹴り出しを後押しする反発性の両立が特徴です。Fastechは毎日の練習用の「Kipride」に、Fastech+は「Kipstorm Elite」や「Kipstorm Challenger」、「KIPSUMMIT RACE」などレース寄りのモデルに使われています。

DECATHLONの公式説明によると、Fastechを使った「Kipride」は前モデルのKS900 Lightと比べてクッション性が42%、反発力が30%向上しました。Fastech+はKIPSUMMIT RACEではSCFフォームとも表記され、ATPU素材100%で作られたフォームです。

「Kipstorm Tempo」ではFastech+に超軽量のCMEVA層を重ね、カーボンプレートを使わずに推進力を高めています。DECATHLONのFastech系フォームはクッションを保ちながら脚を前に運びやすいため、日々の練習でペースを上げたいランナーや、レースで記録を狙うランナーにおすすめの技術です。

Softech/Softech+フォーム

Softechは、DECATHLONが衝撃吸収を重視して採用しているやわらかいフォームです。上位のクッションモデル「Kipride Max」にはSoftech+が使われ、前モデルのKS900.2と比べて衝撃吸収が34%、反発力が69%向上したと公式が説明しています。

Softechは多用途の「KIPCORE PREMIUM」や、トレイル用の「KIPSUMMIT」「Kipcore Gravel」にも採用されています。DECATHLONのランニングシューズはロードだけでなく山道や砂利道でもSoftechで足元のクッションを確保しており、路面を問わず着地の衝撃をやわらげられるのが強みです。

ロング走やリカバリーラン(疲労を抜くためのゆっくりしたラン)のように、着地の衝撃が長く続く場面でSoftech系のフォームが力を発揮します。スピードよりもクッションを優先したいランナーには、DECATHLONのSoftech搭載モデルがおすすめです。

特許取得カーボンプレート

カーボンプレートは、ミッドソールに埋め込んだ炭素繊維の硬い板で、着地から蹴り出しまでのシューズのしなりを推進力に変える役割を持ちます。DECATHLONではレース用のKIPSTORMシリーズとトレイル用の「KIPSUMMIT RACE」に採用され、推進力と安定性を高めています。

なかでも「Kipstorm Lab」のJ字型のカーボンフックプレートと、「KIPSUMMIT RACE」のトレイル用カーボンプレートは、DECATHLONが特許を取得した独自の構造です。KIPSUMMIT RACEはKIPRUNで初めてカーボンプレートを搭載したトレイルランニングシューズでもあります。

カーボンプレート入りのランニングシューズは、一定のペースを長く保ちたいレースで脚の運びを助けます。一方で反発が強いぶん、走り方が固まっていない初心者には扱いにくい面もあるため、DECATHLONのカーボンモデルは自己ベスト更新を狙う中級者〜上級者におすすめです。

MFOAM

MFOAMは、柔らかさと反発のバランスを取ったDECATHLONのフォームです。KIPRUNでは安定性重視の「KS900 Support」や入門向けの「KIPCORE CUSHION 500」、接着剤を使わない「KIPNEXT」に採用されています。

KIPNEXTではMFOAMのソールをアッパーに直接発泡させて一体化する製法をとっており、DECATHLONは初の接着剤不使用シューズとして特許を取得しました。接着層をなくした構造で、ソール本来の柔らかさと反発を活かしています。

MFOAMを使ったDECATHLONのランニングシューズは、柔らかさがありながら沈み込みすぎないため、足元が安定しやすいのがメリットです。走り始めの初心者や、着地のぶれが気になるランナーに向いたフォームといえます。

360°フィット構造

360°フィット構造は、タン(靴ひもの下にあるベロ)と履き口を一体でつくり、足をぐるりと包み込むDECATHLONのアッパー構造です。2026年春夏のKIPRUNの新作では、Fastechフォームやe-メッシュとあわせて360°フィット構造が打ち出されています。

「Kipride Max」では360°タン&履き口構造に3Dニットタンを組み合わせ、「Kipstorm Elite」では360度構造のニットアッパーを採用しました。足とアッパーのすき間が少なくなるため、長い距離を走ってもシューズの中で足がずれにくく、擦れも抑えられます。

フルマラソンやロング走で足元のフィット感を重視するランナーには、360°フィット構造を備えたDECATHLONのランニングシューズがおすすめです。靴ひもを強く締めなくても足全体が包まれるため、甲の圧迫感が苦手な人にも合わせやすい構造です。

DECATHLONのランニングシューズ全モデルの種類を比較

ここではDECATHLONの現行ランニングシューズ全モデルの種類と違いを、用途別のグループに分けて解説します。グループごとに比較表とモデル詳細を順に紹介しているので、気になる用途のグループから読むと自分に合うおすすめモデルを絞り込みやすい構成です。

2026年に名前が変わったモデルは旧モデル名も併記しています。KD900X.2やKS900などの旧モデル名でDECATHLONのランニングシューズを探している人も、後継モデルをあわせて確認してください。

DECATHLONのランニングシューズを以下の5つの用途別グループに分けて解説します。

  • KIPSTORMシリーズ(レース・スピード練習向け)
  • 毎日のトレーニング向けモデル(KIPRIDE・KS900 Support)
  • 多用途・入門向けモデル(KIPCORE・KIPNEXT)
  • トレイルランニング向けモデル(KIPSUMMIT・Kipcore Gravel)
  • 初心者・ジョギング向けモデル(JOGFLOW)

KIPSTORMシリーズ(レース・スピード練習向け)

KIPSTORMシリーズは、自己ベスト更新を狙うランナーに向けたDECATHLONのレース・スピード系ランニングシューズです。カーボンプレートの有無と得意な距離で選び分けられるのが特徴で、比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 重量 ドロップ カーボンプレート 想定距離 主な用途
Kipstorm Lab 167g 4mm あり 1km〜ハーフ 記録狙いのレース
Kipstorm Elite 215g 5mm あり 1km〜フルマラソン フルマラソンのレース
Kipstorm Challenger 195g 8mm あり 1km〜フルマラソン カーボン入門のレース
Kipstorm Tempo 225g 8mm なし 1km〜フルマラソン テンポ走・インターバル

Kipstorm Lab

Kipstorm Labの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipstorm Lab
重量 167g
ドロップ 4mm
カーボンプレート あり
主な用途 記録狙いのレース

「Kipstorm Lab」は、DECATHLONのKIPRUN史上最軽量となる167g(サイズ8)のレース用ランニングシューズで、旧称はKD900X LABです。エリートランナーに向けて数量限定で発売された、KIPSTORMシリーズの中でも特別な位置づけのモデルといえます。

特許取得のJ字型カーボンフックプレートと、同じく特許技術のFluid Foaming、PEBA(軽くて反発の強いフォーム素材)系のFeatherbounceフォームを組み合わせ、軽さを保ちながら強い推進力を引き出しています。ドロップ(かかととつま先のソールの厚みの差)は4mmと小さく、前足部で地面をとらえやすい設計です。

ジミー・グレシエ選手が5kmの欧州記録を出したモデルでもあり、5km〜ハーフマラソンのレース本番で力を発揮します。数量限定のため在庫が少ないものの、記録更新を本気で狙う上級ランナーにはDECATHLONで最もおすすめしたいランニングシューズです。

Kipstorm Elite

Kipstorm Eliteの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipstorm Elite
重量 215g
ドロップ 5mm
カーボンプレート あり
主な用途 フルマラソンのレース

「Kipstorm Elite」は、KD900X LD+の系譜を継ぐDECATHLONのフラッグシップレースモデルで、2026年に刷新されたKIPSTORMシリーズの中心にあたります。ケニアの「42 House」に所属するアスリートと共同開発されました。

Fastech+フォームとカーボンプレートを組み合わせ、360度構造のニットアッパーで足を包み込みます。メンズ215g(サイズ8)、ドロップ5mm、スタック(ソールの厚み)はかかと39mm・前足部34mmで、厚いソールと軽さを両立しています。

ハーフマラソン〜フルマラソンのレースでサブ3や自己ベスト更新を狙うシリアスランナーにおすすめのモデルです。公式オンラインストアでは在庫切れになる時期もあるため、2026年3月からKIPRUNの取り扱いが始まったランニング専門店もあわせて探すと、DECATHLONのレース用シューズを見つけやすくなります。

Kipstorm Challenger

Kipstorm Challengerの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipstorm Challenger
重量 195g
ドロップ 8mm
カーボンプレート あり
主な用途 カーボン入門のレース

「Kipstorm Challenger」は、2026年にKD900X.2から名前が変わったDECATHLONのカーボンレースシューズで、シューズ自体は旧KD900X.2と同じモデルです。KD900Xの後継にあたり、公式オンラインストアで2,300件を超えるレビューを集める人気モデルでもあります。

Fastech+フォームとカーボンプレートを搭載しながら、メンズ195g(サイズ8)の軽さに仕上げています。ドロップ8mm、ヒール高40mmとKIPSTORMシリーズの中ではかかと側の厚みが大きく、かかと寄りに着地するランナーでもカーボンシューズになじみやすい設計です。

初めてカーボンシューズを試したい中級者や、10km〜フルマラソンのレースを1足でこなしたいランナーには、DECATHLONの「Kipstorm Challenger」をおすすめします。

Kipstorm Tempo

Kipstorm Tempoの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipstorm Tempo
重量 225g
ドロップ 8mm
カーボンプレート なし
主な用途 テンポ走・インターバル

「Kipstorm Tempo」は、カーボンプレートを使わずにスピードを出せるように設計された、DECATHLONのテンポ走(やや速いペースを保って走る練習)やインターバル向けのトレーニングモデルです。旧KD900.2と比べて推進力と衝撃吸収がともに17%向上したと公式が説明しています。

Fastech+と超軽量のCMEVA層を重ねた二重密度のソールを採用し、CMEVA層が偽プレートのように働いて加速を後押しします。225g(サイズ8)、ドロップ8mm、スタックはかかと45mm・前足部37mmで、タンの無いソックフィットアッパーが足に密着する設計です。

ポイント練習で使い込みたいシリアスランナーや、プレートに頼らず脚力を鍛えたいランナーには「Kipstorm Tempo」をおすすめします。レース本番用のカーボンシューズとは別に練習用の1足を探している人にも、DECATHLONのKIPSTORMシリーズの中で選びやすいモデルです。

毎日のトレーニング向けモデル(KIPRIDE・KS900 Support)

毎日のジョグからロング走まで使える、クッション重視のDECATHLONのランニングシューズです。クッションの厚さと着地の安定性で選び分けられ、比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

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モデル名 重量 ドロップ カーボンプレート 想定距離 主な用途
Kipride Max 271g 6mm なし 1km〜フルマラソン ロング走・リカバリー
KS900 Support 305g 7mm なし – 着地の安定重視の日常練習
Kipride 243g 6mm なし 1km〜フルマラソン 日常練習全般

Kipride Max

Kipride Maxの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipride Max
重量 271g
ドロップ 6mm
カーボンプレート なし
主な用途 ロング走・リカバリー

「Kipride Max」は、DECATHLONのKIPRUNで最も衝撃吸収と快適性を高めたデイリートレーナー(毎日の練習用シューズ)で、KS900.2の後継モデルです。メッシュにはほぼ再生素材を使っています。

Softech+フォームはKS900.2と比べて衝撃吸収が34%、反発力が69%向上し、重さも6%軽くなりました。360°タン&履き口構造と3Dニットタンが足首まわりを包み、メンズ271g(サイズ8)、ドロップ6mm、スタックはかかと42mm・前足部36mmです。

ソール幅は日本のランナーになじみやすい広めの設計で、厚いソールでも着地がぐらつきにくく仕上がっています。月間走行距離が多いランナーや、ロング走やリカバリーランで着地の衝撃をやわらげたい人におすすめのDECATHLONのランニングシューズです。

KS900 Support

KS900 Supportの製品画像

項目 内容
モデル名 KS900 Support
重量 305g
ドロップ 7mm
カーボンプレート なし
主な用途 着地の安定重視の日常練習

「KS900 Support」は、着地のときに足が内側へ倒れ込みすぎるオーバープロネーション(過剰な回内)に対応した、DECATHLONの安定性重視のランニングシューズです。旧来の型番表記のままですが、2026年の新シリーズに後継モデルが無く、現行モデルとして販売されています。

幅広の非対称ソールに高めの側壁、Sラインと呼ばれる設計や遅延ロッカーを組み合わせ、着地をぶれにくくしています。MFOAMで柔らかいクッションも確保しており、305g(サイズ8)、ドロップ7mmと重さはあるものの、足元の安定感を優先したつくりです。

着地のぶれが気になるランナーや、安定感のあるシューズで長い距離を走りたい中級者には「KS900 Support」がおすすめです。メンズに加えてレディースモデルも展開されています。

Kipride

Kiprideの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipride
重量 243g
ドロップ 6mm
カーボンプレート なし
主な用途 日常練習全般

「Kipride」は、ジョグからハードな練習まで1足でこなせる、DECATHLONの汎用性の高いデイリートレーナーです。耐久性は約1,000kmとされ、毎日走るランナーでも長く履き続けられます。

Fastechフォームの採用で、前モデルのKS900 Lightと比べてクッション性が42%、反発力が30%向上し、重さも6%軽くなりました。メンズ243g(サイズ8.5)、ドロップ6mm、スタックはかかと36mm・前足部30mmで、アッパーには蒸れにくいe-メッシュを使っています。

Kipride Maxよりソールが薄く軽いぶん、ペースを上げた練習でも足さばきが軽快です。初心者から定期的に走るランナーまで、DECATHLONで最初の1足を選ぶなら「Kipride」をおすすめします。

多用途・入門向けモデル(KIPCORE・KIPNEXT)

走り始めから日々の練習まで使いやすい、扱いやすさ重視のDECATHLONのランニングシューズです。多用途に使えるKIPCOREと、新しい製法のKIPNEXTがそろい、比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

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モデル名 重量 ドロップ カーボンプレート 想定距離 主な用途
KIPCORE PREMIUM 272g 8mm なし 1km〜ハーフ 多用途のランニング
KIPNEXT – 6mm なし 1km〜10km リカバリージョグ・ウォームアップ
KIPCORE CUSHION 500 264g 8mm なし 1km〜10km 入門の日常ランニング

KIPCORE PREMIUM

KIPCORE PREMIUMの製品画像

項目 内容
モデル名 KIPCORE PREMIUM
重量 272g
ドロップ 8mm
カーボンプレート なし
主な用途 多用途のランニング

「KIPCORE PREMIUM」は、DECATHLONの定番KIPCOREを素材と仕上げで格上げした多用途モデルで、旧称はCUSHION 500 PREMIUMです。テスターによる快適性の評価は8.5/10と高く、足当たりのやさしさにも定評があります。

Softechフォームとダイナミックインソールを組み合わせ、KIPCOREと比べてクッション性が9%、推進力が10%向上しています。272g(サイズ8)、ドロップ8mmで、足に沿うラップアッパーが走り出しからしっかりフィットするつくりです。

スピード練習から気軽なランまで1足で済ませたい人におすすめのランニングシューズです。日本の公式オンラインストアではメンズのみの展開のため、女性ランナーは同じKIPCOREの「KIPCORE CUSHION 500」を候補にすると選びやすくなります。

KIPNEXT

KIPNEXTの製品画像

項目 内容
モデル名 KIPNEXT
重量 –
ドロップ 6mm
カーボンプレート なし
主な用途 リカバリージョグ・ウォームアップ

「KIPNEXT」は、ソールをアッパーに直接発泡させて一体化した、DECATHLONの接着剤を使わないランニングシューズです。DECATHLONは初の接着剤不使用シューズとして特許を取得しています。

接着層をなくしたMFOAMソールで柔らかさと反発を両立しており、ドロップは6mmです。接着しない構造でもはがれが起きないよう、耐摩耗や接合部の耐久テストを重ねてから製品化されました。

アスリートからはリカバリージョグやウォームアップ向けのシューズとして紹介されており、新しいつくりのランニングシューズを試したい人にもおすすめです。日本の公式オンラインストアではメンズのみの展開となっています。

KIPCORE CUSHION 500

KIPCORE CUSHION 500の製品画像

項目 内容
モデル名 KIPCORE CUSHION 500
重量 264g
ドロップ 8mm
カーボンプレート なし
主な用途 入門の日常ランニング

「KIPCORE CUSHION 500」は、DECATHLONのKIPCOREシリーズの入り口にあたる、毎日のランニング用の定番モデルです。軽さとクッション性に加え、つま先にフィットするデザインを打ち出しています。

柔らかさと反発を両立するMFOAMソールに、かかととタンのフォームインサートを組み合わせ、かかと部分と締め付け部分のサポートも強化しました。メンズ264g、ドロップ8mmで、レディースは214gと軽く仕上がっています。

公式オンラインストアで5,500件を超えるレビューを集める定番で、ランニングを新しく習慣にしたい初心者や、初めてのレースに出るランナーにおすすめです。DECATHLONのランニングシューズで迷ったときの基準になるモデルといえます。

トレイルランニング向けモデル(KIPSUMMIT・Kipcore Gravel)

2026年に立ち上がったトレイルの新シリーズKIPSUMMITと、ロードからトレイルへの移行に向いたKipcore Gravelが、DECATHLONのトレイルランニングシューズです。走る距離と路面で選び分けられ、比較表のあとに各モデルの詳細が続きます。

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モデル名 重量 ドロップ カーボンプレート 想定距離 主な用途
KIPSUMMIT RACE 255g 6mm あり 43km以上 ウルトラトレイルのレース
KIPSUMMIT MAX – – – – 長距離レース・ロングトレイル
KIPSUMMIT 295g 6mm なし 〜60km 全地形のトレイル
KIPSUMMIT WP 320g 6mm なし 〜60km 雨天・ぬかるみのトレイル
Kipcore Gravel 315g 8mm なし 〜40km ロード〜未舗装路の兼用

KIPSUMMIT RACE

KIPSUMMIT RACEの製品画像

項目 内容
モデル名 KIPSUMMIT RACE
重量 255g
ドロップ 6mm
カーボンプレート あり
主な用途 ウルトラトレイルのレース

「KIPSUMMIT RACE」は、DECATHLONのKIPRUNで初めてカーボンプレートを搭載したトレイルランニングシューズで、ウルトラトレイルのレースで上位を狙うためのモデルです。トーマス・カルダン選手と共同開発され、日本では2026年5月8日に発売されました。

特許取得のカーボンプレートとFastech+(SCFフォーム)を組み合わせ、靴底にはVibram Megagrip LitebaseとVibram Traction Lug(4mmのラグ。ラグは靴底の突起)を採用しています。255g(サイズ8)、ドロップ6mmで、スタックはかかと37.5mm・前足部31.5mmです。

43km以上のロングレースやウルトラトレイルで記録を狙う上級者には、DECATHLONの「KIPSUMMIT RACE」がおすすめです。公式オンラインストアでは在庫切れになる時期もあるため、取り扱い専門店もあわせて確認すると見つけやすくなります。

KIPSUMMIT MAX

KIPSUMMIT MAXの製品画像

項目 内容
モデル名 KIPSUMMIT MAX
重量 –
ドロップ –
カーボンプレート –
主な用途 長距離レース・ロングトレイル

「KIPSUMMIT MAX」は、長距離レースやロングトレイル向けに設計されたDECATHLONのトレイルランニングシューズで、日本では2026年5月8日に発売されました。優れたクッション性と安定性で、長時間のランでも快適な走りを支えると公式が説明しています。

ミッドソールにはFastech+フォームを、靴底には4mmラグのVibram Megagripを採用したモデルです。軽さとグリップを重視したKIPSUMMIT RACEに対し、KIPSUMMIT MAXは長い時間足元を支えるクッションと安定性を優先したモデルとして選び分けられます。

レースの順位よりも、長い距離のトレイルを快適に走り切ることを重視するトレイルランナーにおすすめです。ロングトレイルに挑戦したいDECATHLONユーザーは、候補に入れておくと選択肢が広がります。

KIPSUMMIT

KIPSUMMITの製品画像

項目 内容
モデル名 KIPSUMMIT
重量 295g
ドロップ 6mm
カーボンプレート なし
主な用途 全地形のトレイル

「KIPSUMMIT」は、DECATHLONのトレイル新シリーズKIPSUMMITの基本モデルで、山道や急斜面など幅広い地形に対応する全地形型のトレイルランニングシューズです。フランス・グルノーブルのバスティーユトレイルで実地テストを重ねて仕上げられました。

Softechフォームと4mmラグのアウトソールに、障害物から足先を守るつま先キャップと、靴ひもが引っかからないレースロックを組み合わせています。メンズ295g(サイズ8)、ドロップ6mmで、レディースは245gと軽めです。

トレイルランニングを始めたい人や、60km程度までのトレイルを走るランナーには「KIPSUMMIT」がおすすめです。クッションに余裕があるため、山道の下りでも足裏への突き上げを抑えて走れます。

KIPSUMMIT WP

KIPSUMMIT WPの製品画像

項目 内容
モデル名 KIPSUMMIT WP
重量 320g
ドロップ 6mm
カーボンプレート なし
主な用途 雨天・ぬかるみのトレイル

「KIPSUMMIT WP」は、KIPSUMMITに防水仕様のアッパーを組み合わせた、DECATHLONの雨やぬかるみ向けトレイルランニングシューズです。タンからの浸水までしっかり防ぐ防水仕様として打ち出されています。

防水透湿の疎水性メンブレン(水を通さず湿気を逃がす膜)にSoftechフォームを組み合わせ、靴底には4mmラグを備えています。320g(サイズ8)、ドロップ6mmと、防水素材のぶんKIPSUMMITより重くなる点は押さえておきたいところです。

雨の日や朝露の多い山でも走るランナーや、ぬかるんだ山道でも足元を濡らしたくない人におすすめのDECATHLONのトレイルランニングシューズです。日本の公式オンラインストアではメンズのみの展開となっています。

Kipcore Gravel

Kipcore Gravelの製品画像

項目 内容
モデル名 Kipcore Gravel
重量 315g
ドロップ 8mm
カーボンプレート なし
主な用途 ロード〜未舗装路の兼用

「Kipcore Gravel」は、舗装路から未舗装路へ途切れずに走り続けられる、DECATHLONのロード・トレイル兼用ランニングシューズです。フランス・ブルターニュのトレイルで実地テストを行ったGravelコレクションのモデルです。

Softechフォームに、舗装路でも邪魔になりにくい3mmのスタッド(靴底の突起)と軽量のストーンガード、足に沿うエンジニアドサーキュラーニットのアッパーを組み合わせています。メンズ315g(サイズ42)、ドロップ8mmで、想定距離は40kmまでです。

河川敷や公園の砂利道を走るランナーや、ロードからトレイルに挑戦したい人におすすめです。本格的な山岳レースよりも、身近な未舗装路を走る用途に向いたDECATHLONのランニングシューズといえます。

初心者・ジョギング向けモデル(JOGFLOW)

走り始めの人や健康づくりのために走る人に向けた、クッション重視のDECATHLONのジョギングラインです。週の走行距離の目安で選び分けられ、比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

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モデル名 重量 ドロップ カーボンプレート 想定距離 主な用途
Jogflow 190 MAX 235g 8mm – 週20kmまで クッション重視のジョギング
Jogflow 190.1 243g 4mm – 週20kmまで 定番のジョギング
JF190 Grip 245g 8mm – – ロード〜未舗装路のジョギング
Jogflow 100.1 250g – – 週10kmまで 走り始めのジョギング

Jogflow 190 MAX

Jogflow 190 MAXの製品画像

項目 内容
モデル名 Jogflow 190 MAX
重量 235g
ドロップ 8mm
カーボンプレート –
主な用途 クッション重視のジョギング

「Jogflow 190 MAX」は、DECATHLONの初心者向けラインJOGFLOWの中でクッションを厚くした上位モデルです。公式オンラインストアのレビュー評価も4.82と高く、履き心地の良さで選ばれています。

厚めのソールでJogflow 190と比べて快適性を27%高め、通気性の良いメッシュとパッド入りのかかとやタンで足当たりもやわらかく仕上げています。レディース235g(サイズ5.5)、ドロップ8mmで、メンズとレディースの両方を展開するモデルです。

週20kmまでのジョギングで、やわらかい履き心地を重視する初心者におすすめのランニングシューズです。JOGFLOWの中でもクッションを優先したい人は、DECATHLONの「Jogflow 190 MAX」から検討すると選びやすくなります。

Jogflow 190.1

Jogflow 190.1の製品画像

項目 内容
モデル名 Jogflow 190.1
重量 243g
ドロップ 4mm
カーボンプレート –
主な用途 定番のジョギング

「Jogflow 190.1」は、週20kmのジョギングを習慣にしたい人に向けた、DECATHLONの定番ジョギングシューズです。公式オンラインストアで9,900件を超えるレビューが集まる人気モデルでもあります。

衝撃を吸収するIMEVAフォームのソールは屈曲性が高く、足の動きに合わせて自然に曲がります。243g(サイズ9)、ドロップ4mmと、JOGFLOWの中ではかかととつま先の高低差が小さい設計です。

着地の衝撃をやわらげながら走り始めたい初心者には「Jogflow 190.1」をおすすめします。公式は普段より1サイズ大きめ(つま先に1cmほどの余裕)を目安にしているため、サイズ選びの際に意識しておくと安心です。

JF190 Grip

JF190 Gripの製品画像

項目 内容
モデル名 JF190 Grip
重量 245g
ドロップ 8mm
カーボンプレート –
主な用途 ロード〜未舗装路のジョギング

「JF190 Grip」は、ロードと未舗装路の両方を走れる、DECATHLONのJOGFLOWのグリップ版です。公式オンラインストアで3,900件を超えるレビューを集めており、ジョギングコースに土の道が混ざるランナーから選ばれています。

前のバージョンより17.5%柔らかくなったIMEVAフォームと、平地や坂道でしっかりグリップする3.5mmラグを採用しました。245g(サイズ5.5)、ドロップ8mmで、舗装路と未舗装路を行き来しても足元が滑りにくいつくりです。

公園の芝生や河川敷の土の道もジョギングコースに含めたい初心者におすすめのDECATHLONのランニングシューズです。日本の公式オンラインストアではレディースのみの展開のため、メンズで探す場合はロードと未舗装路を兼用できる「Kipcore Gravel」が候補になります。

Jogflow 100.1

Jogflow 100.1の製品画像

項目 内容
モデル名 Jogflow 100.1
重量 250g
ドロップ –
カーボンプレート –
主な用途 走り始めのジョギング

「Jogflow 100.1」は、週10kmまでのランニングに向けた、DECATHLONの軽くてクッションの効いたエントリーモデルです。公式オンラインストアには1万7,000件を超えるレビューが寄せられています。

衝撃を吸収するフォームソールに、滑りにくさを高める前後の補強ラバーを組み合わせました。重さは250g(サイズ9)で、メンズとレディースの両方が展開されています。

気軽に走り始めたい人や、ウォーキングとジョギングを組み合わせたい人におすすめのランニングシューズです。公式は普段より1サイズ大きめを推奨しているので、DECATHLONの「Jogflow 100.1」を選ぶ際はサイズにも気を配ってください。

まとめ

この記事では、DECATHLONのランニングシューズについて、ブランドの特徴や独自テクノロジー、現行の全モデルの違いを解説しました。DECATHLONのランニングシューズはレースや本格的な練習向けのKIPRUNの各シリーズと、初心者向けのJOGFLOWの2本立てで、2026年にKIPSTORMやKIPRIDE、KIPCORE、KIPSUMMITのシリーズ名へ整理されています。

選び方の目安は、レースで記録を狙うならKIPSTORM、毎日の練習とロング走ならKIPRIDE(着地が不安定ならKS900 Support)、走り始めならKIPCOREかJOGFLOW、山を走るならKIPSUMMITです。KD900X.2やKS900などの旧モデル名で探している人は、Kipstorm ChallengerやKipride Maxといった後継モデルを確認してください。

普段より大きめのサイズを推奨しているモデルもあるため、公式オンラインストアや取り扱い専門店でサイズを確かめてから選ぶと安心です。DECATHLONのおすすめランニングシューズを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからランニングに親しみ、これまで複数ブランドのランシューを実際に購入して履き比べてきました。このサイトでは各モデルの機能やテクノロジーの違い、選び方をランナー目線で整理し、用途・性能別のおすすめモデルをわかりやすく紹介しています。

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