- ゼロシューズはどんなランニングシューズブランド?
- ロード用とトレイル用では何がどう違うの?
- ゼロシューズの自分に合うおすすめのランニングシューズが知りたい
ゼロシューズ(Xero Shoes)は、素足に近い感覚を追求するアメリカ発のベアフット(素足)ランニングシューズブランドです。高品質な独自テクノロジーを搭載したランニングシューズを展開し、自分の用途に合う最適なモデルを選べます。
この記事では、ゼロシューズのランニングシューズについて、ブランドの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、全モデルを比較します。スタイル別のおすすめモデルも紹介しますので、ゼロシューズの1足が気になっている方はぜひ参考にしてください。
ゼロシューズとは素足感覚を追求するベアフットランニングシューズブランド
ゼロシューズは、手作りのサンダルからスタートしたアメリカのベアフットシューズブランドです。厚いクッションや足首サポートといった補助機能をあえて最小限に抑え、素足に近い状態を再現することを設計の軸にしています。
ここでは、ゼロシューズがどのようなブランドなのかを、設計思想・創業の背景・強みの3つの観点から解説します。
ゼロシューズのブランドコンセプト
ゼロシューズのコンセプトは、足が本来持つ機能を引き出す「自然さ」の追求です。厚いクッションやヒールカップ、ねじれ防止のシャンクといった補助機能をあえて排除しています。
3つの思想によって、ゼロシューズは自然な姿勢と自然な動きを促します。足裏で地面を敏感に感じることで、バランス感覚を養えるという考え方が根底にあります。
ゼロシューズの歴史・創業背景
ゼロシューズは、2009年にSteven SashenとLena Phoenix夫妻が創業しました。ランニング障害の経験と、書籍『Born to Run(BORN TO RUN 走るために生まれた)』に着想を得たことが出発点です。
ゼロシューズは2013年に人気番組「Shark Tank」へ出演したことを機に急成長しました。現在はアメリカのコロラド州を拠点に、世界的なベアフットシューズブランドへと発展しています。
ゼロシューズの特徴・強み
ゼロシューズの強みは、ベアフット設計でありながら保護性とデザイン性を両立している点です。素足感覚を保ちつつ、街なかでも違和感なく履ける見た目に仕上げています。
さらにゼロシューズは、ソールの5,000マイル保証という耐久性への自信を示しています。長く使える安心感が、ベアフット入門者にとっても心強いポイントです。
ゼロシューズのランニングシューズの機能とテクノロジー
ここでは、ゼロシューズのランニングシューズに共通する独自テクノロジーを解説します。各モデルを比較する前提となる、ゼロシューズならではの技術を厳選して紹介します。
ゼロシューズのランニングシューズに搭載されている代表的なテクノロジーは以下の5つです。
- ゼロドロップ構造
- FeelTrue™ソール
- ワイドトゥボックス
- 5,000マイルソール保証
- フレキシブルソール設計
ゼロドロップ構造
ゼロドロップとは、かかととつま先の高低差(ドロップ)がゼロのフラットな構造です。一般的なランニングシューズのようにかかとが持ち上がっておらず、足全体が地面と平行になります。
ゼロドロップ構造によって、ランナーは足本来の動きで走れるようになります。素足で走るときに近い、自然なフォームを身につけたい方に適した構造です。
FeelTrue™ソール
FeelTrue™ソールは、ゼロシューズ独自の薄く柔軟なラバーソールです。地面の感覚(グラウンドフィール)をダイレクトに足裏へ伝えながら、必要な保護を確保します。
FeelTrue™ソールによって、ランナーは路面の状態を足裏で感じ取れます。地面の情報をつかみながら走りたい、ベアフット志向のランナーに適したソールです。
ワイドトゥボックス
ワイドトゥボックスとは、つま先が自然に広がる足型(フットシェイプ)のワイドな前足部設計です。指を締めつけず、足本来の形に沿って空間を確保しています。
ワイドトゥボックスによって、長距離でも足先の窮屈さを感じにくくなります。つま先のゆとりを重視するランナーにとって、快適さを支える重要な設計です。
5,000マイルソール保証
5,000マイルソール保証は、ソールの摩耗に対するゼロシューズ独自の保証制度です。約8,000kmという長距離まで使えることを前提にした、耐久性への自信のあらわれです。
5,000マイルソール保証によって、ランナーは安心して走り込めます。長く付き合える1足を求める方にとって、ゼロシューズを選ぶ大きな理由になります。
フレキシブルソール設計
フレキシブルソール設計とは、ソールがくるっと丸まるほど柔軟な構造のことです。足の自然な屈曲を妨げず、蹴り出しの動きにしなやかに追従します。
フレキシブルソール設計によって、ランナーは足裏の感覚を保ったまま自然に走れます。足の動きをそのまま活かしたいランナーに向いた設計です。
ゼロシューズのランニングシューズ全モデルの種類を比較
ここでは、ゼロシューズのランニングシューズ全モデルの種類と違いを解説します。まず全モデルをまとめた比較表で全体像をつかみ、その後に1モデルずつ詳しく紹介します。
なお表中のスタックハイトとは、インソールを含めた地面からの総合計の高さを指します。数値が小さいほど地面に近く、よりダイレクトな路面感覚が得られます。
| モデル名 | 用途 | スタックハイト | ソール厚 | 重量(片足) | おすすめユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| HFS2 | ロードランニング | 12.5mm | 5.5mm | 209.8g | 舗装路ランナー |
| スピードフォース2 | 超軽量ランニング | 9.5mm | 4.0mm | 167.3g | ベアフット上級者 |
| 360 Rally | コート・クロストレーニング | 約9.5mm | 約4.0mm | 約278g | ジム・コートスポーツ |
| プリオ ネオ | オールラウンド(改良) | 10.0mm | 4.5mm | 246.7g | ランニング+日常兼用 |
| プリオ | オールラウンド(定番) | 10.0mm | 4.5mm | 246.7g | ベアフット初心者 |
| プリオ コースト | ハンズフリー着脱 | 約7.5mm | 約5.0mm | 約255g | 手を使わず着脱したい人 |
| メサトレイル2 | トレイルランニング | 14.5mm | 8.5mm | 221.2g | 不整地ランナー |
| メサトレイルWP | 防水トレイル | 13.5mm | 8.5mm | 272.2g | 悪天候トレイル |
HFS2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | HFS2 |
| スタックハイト | 12.5mm |
| ソール厚 | 5.5mm |
| 重量(片足) | 209.8g(27cm) |
| 用途 | ロードランニング |
ゼロシューズの「HFS2」は、舗装路を走るために最適化されたロードランニング向けの看板モデルです。「Lightweight Road Runner」を掲げる、ゼロシューズのベストセラーに位置づけられます。
ゼロシューズの「HFS2」は、舗装路でのデイリートレーニングからスピード練習まで、ロードランニングのあらゆる場面で素足に近い走行感を発揮します。
ベアフットでロードランニングを本格的に楽しみたいランナーにおすすめのモデルです。デイリートレーナーとして1足選ぶなら、まず「HFS2」が候補になります。
スピードフォース2(Speed Force 2)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | スピードフォース2 |
| スタックハイト | 9.5mm |
| ソール厚 | 4.0mm |
| 重量(片足) | 167.3g(27cm) |
| 用途 | 超軽量ランニング・ジム |
ゼロシューズの「スピードフォース2」は、ランニングラインナップの中で最薄・最軽量のモデルです。素足感覚をとことん突き詰めた、ベアフット上級者向けの極薄シューズに仕上がっています。
ゼロシューズの「スピードフォース2」は、スピード練習やレースなど、軽さを最大限に活かしたい場面で本領を発揮します。ジムでのトレーニングにも対応します。
ベアフットシューズへの移行が完了し、さらに素足感覚を突き詰めたいランナーにおすすめです。薄さと軽さを最優先する上級者に向いた1足です。
360 Rally

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | 360 Rally |
| スタックハイト | 約9.5mm |
| ソール厚 | 約4.0mm |
| 重量(片足) | 約278g |
| 用途 | コート・クロストレーニング |
ゼロシューズの「360 Rally」は、多方向の動きに特化したアクティブモデルです。テニスやピックルボールといったコートスポーツから、ジムでのトレーニングまで幅広く対応します。
ゼロシューズの「360 Rally」は、左右の切り返しや細かなステップが求められるコートやジムの場面で安定感を発揮します。フィットネス全般に使える万能さが魅力です。
コートスポーツとランニング・フィットネスを1足で兼用したいユーザーにおすすめです。ゼロドロップのコートシューズを探している方にも適しています。
プリオ ネオ(Prio Neo)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | プリオ ネオ |
| スタックハイト | 10.0mm |
| ソール厚 | 4.5mm |
| 重量(片足) | 246.7g(27cm) |
| 用途 | ランニング・ジム・日常 |
ゼロシューズの「プリオ ネオ」は、定番モデル「プリオ」をアップデートした改良版です。高い汎用性はそのままに、フィット感と快適性を高めた現行のスタンダード上位に位置づけられます。
ゼロシューズの「プリオ ネオ」は、ランニングからジムトレーニング、日常使いまで1足でこなします。シーンを選ばない快適さが日々の運動を後押しします。
ランニングも普段使いも1足でまかないたいユーザーにおすすめです。最初の「プリオ」から買い替えを検討している方にも適したモデルです。
プリオ(Prio)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | プリオ |
| スタックハイト | 10.0mm |
| ソール厚 | 4.5mm |
| 重量(片足) | 246.7g(27cm) |
| 用途 | ランニング・ウォーキング・日常 |
ゼロシューズの「プリオ」は、ブランドを象徴する原点的なオールラウンドモデルです。ランニング・トレーニング・日常まで幅広く対応する、定番のベストセラーに位置づけられます。
ゼロシューズの「プリオ」は、ランニングからウォーキング、日常の移動まで用途を選ばずに使えます。1足で何役もこなせる懐の深さが魅力です。
ベアフットシューズを初めて試すユーザーにおすすめです。用途を限定せず万能に使える定番が欲しい方に、まず試してほしいモデルです。
プリオ コースト(Prio Coast)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | プリオ コースト |
| スタックハイト | 約7.5mm |
| ソール厚 | 約5.0mm |
| 重量(片足) | 約255g |
| 用途 | ランニング・日常(ハンズフリー) |
ゼロシューズの「プリオ コースト」は、「プリオ」をベースにハンズフリー着脱を実現したバリエーションモデルです。かがまずに足をすべり込ませるだけで履けるスリップオン設計が最大の特徴です。
ゼロシューズの「プリオ コースト」は、犬の散歩や買い物、一日中の街歩きまで、こまめに履き替える場面で利便性を発揮します。
着脱のしやすさを重視するユーザーにおすすめです。ランニングと日常使いを兼ねたスリップオンシューズを探している方に適したモデルです。
メサトレイル2(Mesa Trail 2)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | メサトレイル2 |
| スタックハイト | 14.5mm |
| ソール厚 | 8.5mm(ラグ3.5mm含む) |
| 重量(片足) | 221.2g(27cm) |
| 用途 | トレイルランニング |
ゼロシューズの「メサトレイル2」は、不整地を軽快に走るためのトレイルランニング向け看板モデルです。素足のような自由な感覚と保護性を両立した、軽量トレイルシューズに仕上がっています。
ゼロシューズの「メサトレイル2」は、林道や山道といった不整地で軽快なフットワークを発揮します。岩場や木の根の上でも、足裏感覚を保ちながら走れます。
ベアフット感覚でトレイルを走りたいランナーにおすすめです。軽さと自由な走行感を求めるトレイルランナーに適したモデルです。
メサトレイルWP(Mesa Trail WP)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | メサトレイルWP |
| スタックハイト | 13.5mm |
| ソール厚 | 8.5mm(ラグ含む) |
| 重量(片足) | 272.2g(27cm) |
| 用途 | 防水トレイルランニング |
ゼロシューズの「メサトレイルWP」は、「メサトレイル2」の走行性能はそのままに、完全防水機能を備えたモデルです。雨天や悪路に対応するオールウェザー仕様のトレイルシューズです。
ゼロシューズの「メサトレイルWP」は、雨の日や水たまりの多いトレイルでも安心して走れます。濡れた路面でも足元の快適さを損ないません。
悪天候や濡れたトレイルを走る機会が多いランナーにおすすめです。雨の日でもベアフット感覚を楽しみたいトレイルランナーに適したモデルです。
まとめ
この記事では、ゼロシューズのランニングシューズについて、ブランドの特徴や独自テクノロジーを解説し、全モデルを比較しました。ゼロシューズは「ゼロドロップ・ベアフット設計」という一貫した思想のもと、ロードからトレイルまで選べることがわかります。
ベアフットが初めての方は、薄いソールに慣れる移行期間を意識することが大切です。自分の足型と用途に合った1足から始めれば、ゼロシューズならではの素足感覚をより楽しめます。気になるモデルがあれば、ぜひチェックしてみてください。


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