- 防水ランニングシューズのおすすめはどれを選べばいいかわからない
- ブランドごとに防水性能や履き心地がどう違うのか判断できない
- 梅雨や雨の日でも快適に走れる最新モデルを知りたい
防水のランニングシューズとは、アッパーにGORE-TEX(ゴアテックス)などの防水透湿メンブレンを内蔵し、雨水の侵入を防ぎながら汗の水蒸気は外へ逃がす構造のシューズです。雨の日や濡れた路面でも足をドライに保てるため、梅雨や冬のランニングを快適にしてくれます。
この記事では、防水(GORE-TEX)ランニングシューズの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。雨の日のランや通勤に強い一足を探しているランナーは、ぜひ参考にしてください。
防水ランニングシューズのメリットと特徴
防水ランニングシューズは、外からの雨水は通さず内側の汗は蒸気として逃がす構造のランニングシューズです。代表的な素材であるGORE-TEXは、無数の微細な孔をもつ薄い膜で、水滴は通さないのに水蒸気は通すという仕組みによって、防水性とムレにくさを両立しています。
防水モデルはわずかに重くなる傾向がありますが、近年は薄手の防水構造が主流となり、その差はほとんど気にならないレベルまで縮まっています。用途や走る環境に合った防水ランニングシューズを選ぶことが、雨の日のランを快適にする第一歩です。
防水ランニングシューズを選ぶ際に把握しておきたい特徴と選び方のポイントは以下のとおりです。
- 防水方式はGORE-TEX(ゴアテックス)搭載モデルがおすすめ
- 透湿性(ムレにくさ)で選ぶ
- 濡れた路面に強いアウトソール(グリップ)で選ぶ
- クッション性と反発性のバランスで選ぶ
- 通勤やウォーキングにも使える汎用性で選ぶ
防水方式はGORE-TEX(ゴアテックス)搭載モデルがおすすめ
防水と一口にいっても、生地表面に撥水加工を施しただけのモデルと、防水透湿メンブレンを内蔵したモデルでは雨への強さが大きく異なります。撥水加工は小雨や短時間なら水をはじきますが、長時間の雨や強い雨ではやがて生地が水を含んでしまいます。
防水方式で選ぶときは、製品名やスペックに「GTX」「GORE-TEX」と明記されているかを確認するとよいでしょう。確かな防水性を備えたモデルを選んでおけば、梅雨の連日の雨でも安心してランニングを続けられます。
透湿性(ムレにくさ)で選ぶ
防水性能だけを高めると、今度は内部の汗が逃げ場を失い、シューズの中が蒸れて不快になりがちです。長い距離を走るランナーほど発汗量が多いため、透湿性(内部の湿気を外へ逃がす性能)の高さが快適さを左右します。
ムレを抑えたモデルを選ぶことで、雨の日でも夏の蒸し暑い時期でも、シューズ内のベタつきを抑えて走れます。防水ランニングシューズを長時間履くなら、透湿性の高さは見逃せないポイントです。
濡れた路面に強いアウトソール(グリップ)で選ぶ
防水性能とグリップ力は別の要素です。いくら足がドライに保たれても、濡れた路面でアウトソール(靴底)が滑ってしまえば、転倒のリスクが高まり安心して走れません。雨の日のランニングシューズでは、グリップ性能もあわせて確認したいところです。
グリップ性能の高い防水ランニングシューズを選んでおけば、マンホールや白線の上、水たまりの縁といった滑りやすいポイントでも足元の不安が小さくなります。安全に雨の日のランを楽しむうえで、アウトソールの作り込みは重要な判断材料です。
クッション性と反発性のバランスで選ぶ
雨天でも走りを支えてくれるのが、ミッドソール(アッパーとアウトソールの間にあるクッション層)です。クッション性が高ければ着地衝撃をやわらげ、反発性が高ければ前への推進力を得られます。両者のバランスを、自分のランニングのレベルやペースに合わせて選ぶことが大切です。
ゆっくり長く走るジョグ中心ならクッション重視、テンポよく走りたいなら反発重視というように、走り方に合ったミッドソールの防水ランニングシューズを選ぶと、雨の日でも狙いどおりの走りがしやすくなります。
通勤やウォーキングにも使える汎用性で選ぶ
防水ランニングシューズは、雨の日のランだけでなく普段履きや通勤にも頼れる存在です。突然の雨でも足が濡れにくいため、駅までの徒歩や雨の日の外出にそのまま使えるのは大きな利点です。
1足で複数の用途をまかなえる防水ランニングシューズを選んでおけば、雨の日の靴の使い分けに悩まずに済みます。コストパフォーマンスの面でも、汎用性の高さは見逃せない魅力です。
雨の日におすすめの防水ランニングシューズ8選
ここでは防水(GORE-TEX)ランニングシューズのおすすめモデルを、価格の安い順にブランド別で紹介します。各モデルの特徴・防水性能・おすすめユーザー層を解説するので、自分の走り方に合う一足を見つけてください。
おすすめの防水ランニングシューズは以下の8モデルです。
- 【adidas】Supernova GORE-TEX
- 【ASICS】GT-1000 14 GTX
- 【ASICS】GT-2000 14 GTX
- 【New Balance】Fresh Foam X 880 v15 GORE-TEX
- 【Mizuno】ウエーブライダーGTX 3
- 【HOKA】Clifton 9 GTX
- 【On】Cloudrunner 2 Waterproof
- 【Brooks】Ghost 18 GTX
【adidas】Supernova GORE-TEX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | adidas |
| モデル名 | Supernova GORE-TEX |
| 重量 | 292g(27.0cm) |
| ドロップ | 10mm |
| スタックハイト | ヒール36mm/フォア26mm |
| ミッドソール | Dreamstrike+ |
adidasのランニングラインを支えるデイリートレーナー「Supernova」シリーズに、全天候対応の防水版として加わったのが「Supernova GORE-TEX」です。毎日のジョグを気軽にこなせる扱いやすさをコンセプトに、雨の日でも足を濡らさずに走れる防水ランニングシューズへと仕立てられています。
価格を抑えつつ防水デビューを果たしたい初〜中級ランナーや、ジョグと通勤を1足で兼ねたい人に向く一足です。手に取りやすい価格で防水性能を備えるため、雨の日用の最初の防水ランニングシューズとしておすすめできます。

【ASICS】GT-1000 14 GTX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ASICS |
| モデル名 | GT-1000 14 GTX |
| 重量 | 265g(メンズ) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | ヒール34.5mm/フォア26.5mm |
| ミッドソール | FF BLAST |
アシックスのサポート系デイリートレーナーとして長く愛されてきた「GT-1000」シリーズに、防水機能を加えたのが「GT-1000 14 GTX」です。手に取りやすい価格帯のロングセラーで、初めての一足にも選ばれてきた定番モデルといえます。
コストパフォーマンスを重視して防水を試したい初心者や通勤ランナー、ぐらつきの少ない安定した履き心地を求める人にふさわしいモデルです。安定感と防水を両立した入門機として、雨の日のランニングシューズ選びで頼れる存在になります。

【ASICS】GT-2000 14 GTX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ASICS |
| モデル名 | GT-2000 14 GTX |
| 重量 | 273g(メンズ) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | ヒール36.5mm/フォア28.5mm |
| ミッドソール | FF BLAST MAX |
「GT-2000 14 GTX」は、GT-1000の上位に位置づけられる安定派デイリートレーナーの防水版です。日々のトレーニングを支える定番として磨かれてきたシリーズで、ワンランク上の走り心地を雨の日にも届けます。
距離を踏む中級ランナーや、雨の日でもしっかりしたクッションと安定感が欲しい人、GT-1000から一段上の履き心地へステップアップしたい人に向いています。雨天のトレーニングを支える相棒として頼れる、おすすめの防水ランニングシューズです。
【New Balance】Fresh Foam X 880 v15 GORE-TEX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | New Balance |
| モデル名 | Fresh Foam X 880 v15 GORE-TEX |
| 重量 | 281g(メンズ) |
| ドロップ | 6mm |
| スタックハイト | ヒール約40mm/フォア約35mm |
| ミッドソール | Fresh Foam X |
ニューバランスの定番デイリートレーナー「880」シリーズの最新v15に、防水機能を加えたのが「Fresh Foam X 880 v15 GORE-TEX」です。ランニングからウォーキング、通勤まで1足でこなす汎用性の高さが、長年支持を集めてきた理由です。
フルマラソンまで見据えたクッションを雨の日にも求めるランナーや、クセのないニュートラルな履き心地を好む人、通勤兼用の防水ランニングシューズを探す人など、幅広いランナーのニーズに応えてくれる一足です。

【Mizuno】ウエーブライダーGTX 3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Mizuno |
| モデル名 | ウエーブライダーGTX 3 |
| 重量 | 300g(27.0cm) |
| ドロップ | 12mm |
| スタックハイト | −(公式非公開) |
| ミッドソール | MIZUNO ENERZY NXT |
ミズノの看板クッションモデル「ウエーブライダー」の防水版が「ウエーブライダーGTX 3」です。全天候対応をうたいながら前作から軽量化を果たし、雨の日でも軽快に走れる防水ランニングシューズへと進化しています。
クッションを重視して雨の日も快適に走りたいランナーや、安定感を求める初〜中級者、全天候で1足を長く使いたい人に適しています。クッションと耐久性を兼ね備え、長く付き合える防水ランニングシューズを探す方におすすめです。

【HOKA】Clifton 9 GTX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HOKA |
| モデル名 | Clifton 9 GTX |
| 重量 | 271g(メンズ) |
| ドロップ | 5mm(HOKA公称) |
| スタックハイト | ヒール37.2mm/フォア28.6mm |
| ミッドソール | CMEVAフォーム |
厚底ランニングシューズのブームを牽引してきたHOKAの大ヒットモデル「クリフトン」に、防水機能を備えたのが「Clifton 9 GTX」です。厚底でありながら軽量という独自のバランスで人気を集めてきたシリーズの、雨対応バージョンといえます。
厚底のソフトな着地が好きなランナーや、膝や脚への負担を抑えたい人、雨の日でもふかふかのクッションを求める人にぴったりです。厚底×軽量の走り心地をそのまま雨の日に持ち込みたい厚底派のランナーにおすすめの防水ランニングシューズです。

【On】Cloudrunner 2 Waterproof

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | On |
| モデル名 | Cloudrunner 2 Waterproof |
| 重量 | 320g(メンズ) |
| ドロップ | 10mm |
| スタックハイト | ヒール35.8mm/フォア27.5mm |
| ミッドソール | Helionスーパーフォーム |
スイス発のOnが展開する安定系デイリートレーナー「Cloudrunner」の防水版が「Cloudrunner 2 Waterproof」です。靴底に並ぶ独特のクラウド形状で知られるブランドらしく、デザイン性と機能性を兼ね備えた防水ランニングシューズに仕上がっています。
デザイン性と安定感の両方を大切にしたいランナーや、雨の日の普段履き・通勤にもおしゃれに使いたい人に向いています。街でもランでも違和感なく履ける一足として、見た目と防水性を両立したい方にぴったりです。

【Brooks】Ghost 18 GTX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Brooks |
| モデル名 | Ghost 18 GTX |
| 重量 | 320g(27cm) |
| ドロップ | 10mm |
| スタックハイト | ヒール36.5mm/フォア26.5mm |
| ミッドソール | DNA LOFT v3 |
米国で絶大な人気を誇るブルックスのアイコン的デイリートレーナー「ゴースト」の最新18に、防水機能を加えたのが「Ghost 18 GTX」です。初心者からベテランまで幅広いランナーに支持される定番シリーズの、雨対応モデルにあたります。
クセのない万能な履き心地を求めるランナーや、雨の日でも快適にロング走をこなしたい人、上質なクッションを重視する人に向いています。長距離の雨天ランでも快適さが続くため、距離を踏むランナーの要望にしっかり応えてくれます。

防水ランニングシューズを履くときの注意点
防水ランニングシューズの性能を最大限に活かすために、知っておきたい注意点を解説します。モデル選びとあわせて押さえておくことで、防水機能のメリットを存分に引き出し、長く快適に使い続けられます。
防水ランニングシューズをうまく使いこなすために理解しておきたい注意点は以下の3つです。
- 真夏や高温時はムレやすいので使い分ける
- 履き口を超える水深では浸水する点を理解する
- 防水性能を長持ちさせるお手入れをする
真夏や高温時はムレやすいので使い分ける
防水ランニングシューズは防水膜を内蔵する分、通常モデルよりも通気が制限されます。透湿性に配慮した構造でも、気温と湿度が高い真夏の日中は、どうしてもシューズ内がムレやすくなります。
防水ランニングシューズはあくまで雨や濡れた路面に強いことが持ち味です。気候に合わせて非防水モデルと併用することで、それぞれの長所を活かしながら一年中ランニングを楽しめます。
履き口を超える水深では浸水する点を理解する
GORE-TEXは生地そのものからの浸水を防ぎますが、防水範囲はあくまでアッパーで覆われた部分に限られます。深い水たまりや川の浅瀬など、履き口より上まで水につかる状況では、足首側の開口部から内部に水が入り込みます。
深い水たまりはできるだけ避けて走り、どうしても通る場合は短時間で抜けるよう意識するとよいでしょう。防水の限界を正しく知っておくことで、過信による不快な浸水を防げます。
防水性能を長持ちさせるお手入れをする
防水ランニングシューズの表面には、水をはじくDWR(耐久撥水)加工が施されています。泥や皮脂で汚れたり、繰り返し使ったりするうちにDWRは少しずつ落ち、表面が水を含むと防水透湿性が低下してしまいます。
あわせて、防水ソックスを併用すれば、履き口からの浸み込みや汗による湿りを抑えてドライな足元を保ちやすくなります。日々のお手入れと関連アイテムの活用で、防水ランニングシューズの性能を長く維持できます。
まとめ:防水ランニングシューズで雨の日も快適に走ろう
この記事では、防水(GORE-TEX)ランニングシューズのおすすめモデルと、その選び方を解説しました。アッパーに防水透湿メンブレンを備えた防水ランニングシューズは、雨・雪・濡れた路面でも足をドライに保ち、梅雨や冬のランを快適にしてくれます。
同じ雨でも、防水シューズに変えるだけで走りの快適さは大きく変わります。自分のレベルや用途、走る距離に合った一足を選んで、雨の日のランニングも前向きに楽しんでください。


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