【DESCENTE】おすすめのランニングシューズ|デルタプロからランステップまで全モデルを比較

  • DESCENTEのランニングシューズはどのモデルを選べばいいの?
  • カーボン搭載モデルと非搭載で何が違うの?
  • 自分のレベルや走るシーンに合ったDESCENTEのランシューが知りたい

DESCENTE(デサント)は1957年に日本で創業した総合スポーツブランドで、近年は韓国・釜山の研究開発拠点「DISC BUSAN」を活かしたランニングシューズ開発を本格化させています。

目的やレベルに合わないモデルを選んでしまうと、トレーニングの効率が落ちたりレースで本来のパフォーマンスを発揮できなかったりすることがあります。

この記事では、DESCENTEのランニングシューズについて、ブランドの特徴と独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の全4モデルを比較します。カテゴリ別のおすすめモデルも紹介しますので、DESCENTEのシューズが気になっているランナーはぜひ参考にしてください。

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DESCENTEとはどんなランニングシューズブランド?特徴と評判を紹介

DESCENTEは日本を代表する総合スポーツブランドのひとつで、スキーウェアからランニングシューズまでさまざまなジャンルで高機能な製品を展開しています。

ランニングシューズ分野では、2018年に韓国・釜山へ開設した独自のシューズ研究開発拠点「DISC BUSAN」を中心に技術開発を本格化させており、独自フォーム素材やカーボンプレートを搭載したモデルが注目を集めています

DESCENTEのブランドコンセプトと歴史

DESCENTEは1957年、日本のツルヤ(現・株式会社デサント)が立ち上げたスポーツブランドです。

ブランド名はフランス語の「descente(滑降)」に由来しており、スキーウェアを起点として総合スポーツアパレルへと発展した経緯があります。世界的な知名度を獲得するきっかけとなったのは、1980年のレークプラシッド冬季オリンピックです。スピードスケートのエリック・ハイデン選手がDESCENTEのウェアを着用して5冠を制覇し、ブランドのパフォーマンスが世界に広まりました。

現在のDESCENTEは「ATHLETIC STYLE」をブランドの軸に、機能性とデザイン性を高いレベルで両立させた製品づくりを続けています。ランニングシューズにおいても、競技で勝てる性能と日常使いでの快適さを両立させる設計思想がブランドの基盤となっています。

DESCENTEランニングシューズの特徴・強み

DESCENTEのランニングシューズの最大の強みは、2018年に韓国・釜山へ開設した「DISC BUSAN(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX BUSAN)」という独自のシューズ研究開発拠点にあります。

DISC BUSANには400mトラック・3Dフットスキャナー・バイオメカニクスラボ・素材試験ラボが完備されており、日本人ランナーの足型や走法に最適化したシューズを一貫して開発できる体制が整っています。DESCENTEはDISC BUSANを活用して、独自のフォーム素材「Z FOAM BETA」やフォーク型カーボンプレートといったコアテクノロジーを自社開発しています。

DESCENTEのランニングシューズは実績面でも証明されており、2025年のJTBCソウルマラソンでは着用選手が優勝(2時間05分32秒)を達成しています。テクノロジー先行型の設計が、競技レベルのパフォーマンスにも応えられる水準に達したことを示す実績です。

DESCENTEランニングシューズの価格帯とラインナップ構成

DESCENTEのランニングシューズは、レーシング・トレーニング・デイリーランの3カテゴリに分かれた全4モデルで構成されています。

価格帯は16,500円〜29,700円(税込)で、エントリーユーザーからシリアスランナーまでの幅広いニーズをカバーしています。上位モデルとして「デルタプロ EXP V3」(レーシング)が位置し、中間帯に「エナザイトライド V2」「エナザイトスーパー V4」(ENERZITEシリーズ・トレーニング)、入門モデルとして「ランステップ」(デイリーラン)があります。

DESCENTEのランニングシューズはモデル数を少数精鋭に絞っているため、各モデルの役割が明確に分かれている点が特徴です。「レースで記録を狙う」「安定して長距離を走る」「毎日の練習に使う」「日常生活と兼ねる」と目的別に選びやすい構成になっています。

DESCENTEのランニングシューズの機能・テクノロジー

ここでは、DESCENTEのランニングシューズに搭載されている独自テクノロジーを解説します。DESCENTEがDISC BUSANで開発したコア技術を厳選して紹介するため、ブランドの強みがどこにあるのかを把握する参考にしてください。

DESCENTEのランニングシューズを特徴づける独自テクノロジーは、以下の4つです。

  • Z FOAM BETA|軽量性と反発性を両立する独自ミッドソールフォーム
  • フォーク型カーボンプレート|推進力を引き出すレーシング設計
  • DISC BUSAN|韓国・釜山のシューズ研究開発拠点
  • ロッカー構造とエンジニアードメッシュアッパー|走り全体を最適化する共通設計

Z FOAM BETA|軽量性と反発性を両立する独自ミッドソールフォーム

Z FOAM BETAは、DESCENTEがDISC BUSANで独自開発したミッドソール用フォーム素材です。

DESCENTEのZ FOAM BETAは、着地時の衝撃を吸収しながら蓄えたエネルギーを推進力へと変換する反発性能を実現しています。従来のEVAフォームと比べて反発性と軽量性を高い次元で両立させた素材で、DESCENTEランニングシューズのコアテクノロジーのひとつです。

Z FOAM BETAを搭載することで、長距離を走っても疲れにくいクッション性と、足が前へ進む推進力をバランスよく体感できます。ENERZITEシリーズのクッショニングモデル「エナザイトスーパー V4」に採用されており、デイリートレーニングで繰り返し使いやすい走り心地を提供しています。

フォーク型カーボンプレート|推進力を引き出すレーシング設計

DESCENTEのフォーク型カーボンプレートは、前足部に向かって4本に分岐する独自形状のカーボンプレートです。

一般的なカーボンプレートが1枚板で構成されるのに対し、DESCENTEのフォーク型は着地位置に左右されず反発力と推進力を得やすい設計になっています。蹴り出し時に最も圧力がかかる人差し指部分のプレート面積を広くとることで、蹴り出し効率を最適化しています。

DESCENTEのフォーク型カーボンプレートは、PEBA素材のミッドソールを上下2層に組み合わせた「デルタプロ EXP V3」に搭載されています。フルマラソンやハーフマラソンのレースシーンでエネルギーリターンを最大化し、サブ3〜サブ3.5を目指すシリアスランナーのパフォーマンスを後押しする設計です。

DISC BUSAN|韓国・釜山のシューズ研究開発拠点

DISC BUSAN(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX BUSAN)は、DESCENTEが2018年に韓国・釜山へ開設したシューズ専門の研究開発拠点です。

「Innovate For Your Best」をコンセプトに、ランナーの潜在的なニーズを引き出すユーザー中心の製品開発を推進しています。施設内には400mトラック(コンクリート・ウレタン・アスファルト・砂利の4種類の路面)、3Dフットスキャナー、バイオメカニクスラボ、素材試験室、製品開発室が完備されており、コンセプト立案から素材開発・性能評価・品質試験まで一貫した開発が可能です。

DESCENTEの現行ランニングシューズはすべてDISC BUSAN発の設計思想に基づいて開発されており、日本人ランナーの足型・走法データを活かした精度の高いシューズづくりがDESCENTEの強みとなっています。

ロッカー構造とエンジニアードメッシュアッパー|走り全体を最適化する共通設計

DESCENTEのランニングシューズは全モデルに共通して、ロッカー構造とエンジニアードメッシュアッパーを採用しています。

ロッカー構造(つま先を反り上げることで着地から蹴り出しまでの動作をスムーズに導く設計)により、余計な力を使わずにテンポよく足が前へ出る走り心地を実現しています。DESCENTEのロッカー構造は全モデルに採用されているため、どのモデルを選んでも自然なローリング動作で走れます。

アッパーには部位ごとに編み目を最適化したエンジニアードメッシュを採用し、通気性・軽量性・ホールド感を高いレベルで両立しています。厚めのライニングとTPUヒールカウンターによる安定したフィット感もDESCENTEのランニングシューズ共通の特徴で、長距離走行時のブレや疲れを抑制する効果があります。

(DESCENTE)ランニングシューズの全モデルの種類を比較

ここでは、DESCENTEの現行ランニングシューズ全5モデルの種類と違いを解説します。最初に全モデルの比較表でスペックを俯瞰し、その後に各モデルの詳細を価格降順で1モデルずつ紹介します。

モデル名カテゴリカーボンミッドソール重量(27cm片足)ドロップ価格(税込)
デルタプロ EXP V3レーシングありPEBA(2層)約220g6mm¥29,700
マウンテンリッジワイヤートレイル・山岳なし軽量弾力ミッドソール306g¥26,400
エナザイトライド V2スタビリティなしEVA(二重構造)約310g8mm¥22,000
エナザイトスーパー V4クッショニングなしZ FOAM BETA約276g10mm¥18,700
ランステップデイリーランなしZ FORM約200g9.5mm¥16,500

デルタプロ EXP V3(29,700円)

デルタプロ EXP V3の製品画像

項目内容
モデル名デルタプロ EXP V3
カテゴリレーシング
重量(27cm片足)約220g
ドロップ6mm
ミッドソールPEBA(2層)+フォーク型カーボンプレート

DESCENTEの「デルタプロ EXP V3」は、トップランナー向けに開発した最上位レーシングシューズです。2026年1月に発売された最新世代モデルで、サブ3を狙うシリアスランナーや競技ランナーの「記録を狙う一足」として設計されています。

前足部で4本に分岐するフォーク型カーボンプレートを搭載し、着地位置に左右されにくい反発・推進性能を実現しています。ミッドソールにはPEBA素材を上下2層構造で配置し、踏み込んだ力を効率よく前へ返すエネルギーリターン設計になっています。重量は約220g(27.0cm片足)、ドロップ6mm、ワイズ2E相当で、World Athletics認定を取得したレース対応モデルです。

DESCENTEの「デルタプロ EXP V3」の実力は実績でも証明されており、2025年のJTBCソウルマラソンでは着用選手が優勝(2時間05分32秒)を達成しています。アッパーは装飾を極力排除したエンジニアードメッシュで、アウトソールは1.5mm厚のCPUラバーに穴加工を施して徹底的に軽量化を図っています。

フルマラソンで自己ベスト更新を狙うサブ3〜サブ3.5層のシリアスランナーや、レース本番用に厚底カーボンシューズを探しているランナーにおすすめのDESCENTEシューズです。

マウンテンリッジワイヤー(DESCENTE ALLTERRAIN)

マウンテンリッジワイヤーの製品画像

項目内容
モデル名マウンテンリッジワイヤー
重量306g(片足)
フィットシステムBOA®フィット(ダイヤル式)
ミッドソール軽量弾力ミッドソール
走行スタイルトレイル・オフロード

DESCENTEの「マウンテンリッジワイヤー」は、アウトドアラインALLTERRAINから展開されるトレイル専用ランニングシューズです。山岳地形や未舗装路を走るトレイルランナー向けに設計されており、ロードランニングシューズとは異なるコンセプトで作られています。

BOA(ボア)フィットシステムによるダイヤル式の締め付け調整が特徴で、足全体を均一にホールドする高いフィット感を実現します。重量306g(片足)、軽量弾力ミッドソールの組み合わせがトレイル走行での俊敏な動きをサポートします。グリップ性能の高いアウトソールが凹凸のある路面でも安定したトラクションを発揮します。

山岳レースやトレイルランニングのトレーニングといったオフロードの走行シーンで、DESCENTEのマウンテンリッジワイヤーは真価を発揮します。ロードランニング中心のランナーには用途が異なるため、ENERZITEシリーズやDELTA PRO EXP V3を選ぶことをおすすめします。

未舗装路・山岳地形でのランニングを楽しむトレイルランナー、山岳レースに向けて専用シューズが必要な方におすすめの1足です。DESCENTEのランニングシューズの中では2番目に高い26,400円という価格帯となっています。

エナザイトライド V2(22,000円)

エナザイトライド V2の製品画像

項目内容
モデル名エナザイトライド V2
カテゴリスタビリティ
重量(27cm片足)約310g
ドロップ8mm
ミッドソールEVA(二重構造)

DESCENTEの「エナザイトライド V2」は、ENERZITEシリーズのスタビリティモデルです。「もっと長く、楽しく走りたい」ランナーに向けて設計された、安定性を重視したロングランシューズになっています。

ミッドソールには二重構造EVAを採用しており、上部EVAで着地時のクッション性と衝撃吸収を担い、下部の高硬度EVAでオーバープロネーション(着地時に足首が内側に過度に倒れ込む現象)を抑制する設計です。アウトソールの2本溝が蹴り出し方向のガイドラインとなり、正しいフォームでの走行をサポートします。重量は約310g(27.0cm片足)、ドロップ8mmです。

アッパーには通気性を考慮したエンジニアードメッシュを採用し、厚めのライニングが足首のフィット感を高めています。DESCENTEの「エナザイトライド V2」は、長距離走行でも足元のブレを抑えて安定した走りを続けられる設計です。

フルマラソン完走を目指すサブ4〜サブ5層のランナーや、ジョギング距離を延ばしたい中級ランナー、オーバープロネーション傾向があって安定感を重視したいランナーにおすすめのDESCENTEシューズです。

エナザイトスーパー V4(18,700円)

エナザイトスーパー V4の製品画像

項目内容
モデル名エナザイトスーパー V4
カテゴリクッショニング
重量(27cm片足)約276g
ドロップ10mm
ミッドソールZ FOAM BETA

DESCENTEの「エナザイトスーパー V4」は、ENERZITEシリーズのクッショニングモデルです。柔らかな着地感と自然な推進力をバランスよく提供し、デイリートレーニングで快適に走り続けたいランナー向けの一足になっています。

ミッドソールにはDESCENTE独自の「Z FOAM BETA」を搭載しており、着地衝撃を吸収しながら推進力へと変換する反発性能を実現しています。エンジニアードメッシュアッパーが足を柔らかく包み込み、TPUヒールカウンターで安定したフィット感を確保します。アウトソールは高密度ラバーで耐久性を担保し、溝が蹴り出し方向をガイドする設計です。重量は約276g(27.0cm片足)、ドロップ10mmです。

日々のトレーニング用に1足持っておきたい中級ランナーや、軽さとクッション性のバランスを求めるランナー、初心者から脱却してペース走を始めたいランナーにおすすめのDESCENTEシューズです。

ランステップ(16,500円)

ランステップの製品画像

項目内容
モデル名ランステップ
カテゴリデイリーラン
重量(27cm片足)約200g
ドロップ9.5mm
ミッドソールZ FORM

DESCENTEの「ランステップ」は、デイリーランと日常生活の両方で履けることをコンセプトにしたエントリーモデルです。ランニング初心者や、通勤・普段履きと兼用したいライトユーザーをターゲットとした入門シューズになっています。

ミッドソールには「Z FORM」を搭載し、ソフトなクッション性で着地衝撃の吸収をサポートします。前足部にはグリップ力を考慮したラバーを配置し、無駄のない蹴り出しを実現しています。厚めのライニングとヒールカウンターで足首のフィット感と安定感を確保しており、初心者でも安心して走れる設計です。

DESCENTEの「ランステップ」はシリーズ最軽量の約200g(27.0cm片足)、ドロップ9.5mmの高ドロップ設計で、脚への負担を抑えながら走れます。ランニング初心者や、ジョギングを習慣化したい入門ランナー、1足で運動と日常生活を兼ねたいライトランナーにおすすめです。

まとめ

この記事では、DESCENTEのランニングシューズについて、ブランドの概要・独自テクノロジー・全5モデルの特徴と違いを解説しました。

DESCENTEのランニングシューズを選ぶ際は、走る目的とレベルを基準にするとシンプルに選べます。「レースで記録を狙う」ならカーボンプレート搭載の「デルタプロ EXP V3」、「安定して長距離を走りたい」ならスタビリティ設計の「エナザイトライド V2」、「毎日の練習に最適な1足」ならクッショニングモデルの「エナザイトスーパー V4」、「これからランニングを始める」なら入門モデルの「ランステップ」という選び方が目安になります。

DESCENTEは公式ストアや直営店での試着も充実しているため、実際に足を通して走り心地を確かめてから購入することをおすすめします。この記事がDESCENTEのランニングシューズ選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころからランニングに親しみ、これまで複数ブランドのランシューを実際に購入して履き比べてきました。このサイトでは各モデルの機能やテクノロジーの違い、選び方をランナー目線で整理し、用途・性能別のおすすめモデルをわかりやすく紹介しています。

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