- フルマラソン向けのおすすめランニングシューズはどれを選べばいい?
- 目標タイムごとにどんなシューズが合うのかわからない
- カーボンシューズと厚底クッションシューズの違いを知りたい
フルマラソンとは、42.195kmを走り切る長距離レースで、1kmあたり約800回もの着地衝撃が脚に蓄積する過酷な競技です。普段のジョグやハーフ以下の距離とは、ランニングシューズに求められる性能がまったく変わってきます。
この記事では、フルマラソンにおすすめのランニングシューズの選び方と、目標タイム別のおすすめモデルをブランド別に紹介します。完走目的からサブ3を目指すシューズまで、自分のレベルに合う一足を探しているランナーは、ぜひ参考にしてください。
フルマラソンにおすすめのランニングシューズの特徴
フルマラソンは42.195kmを走り続ける超長距離レースで、1kmあたり約800回もの着地衝撃が脚に積み重なります。短い距離なら気にならない衝撃やわずかな違和感が、距離を重ねるほど大きなダメージとなって後半の走りに跳ね返ってきます。
すべてを1足だけでまかなおうとすると、パフォーマンスが頭打ちになったり、脚への負担が偏って故障を招いたりします。だからこそ、自分の目標タイムや走力に合ったフルマラソン用シューズ選びが重要になります。この記事では、目標タイム別におすすめのランニングシューズを紹介していきます。
フルマラソン向けランニングシューズを選ぶうえで押さえておきたいポイントは以下の6点です。
- 目標タイム・走力に合わせて選ぶ
- クッション性(厚底・スタックハイト)で選ぶ
- 反発性・推進力(カーボンプレート・高反発フォーム)で選ぶ
- 軽量性で選ぶ
- フィット感・足型(ワイズ・ラスト)で選ぶ
- ドロップ(かかと-つま先の高低差)で選ぶ
目標タイム・走力に合わせて選ぶ
フルマラソン向けランニングシューズ選びで最初の分岐点になるのが、自分の目標タイムと走力です。完走やサブ5〜6を目指す段階では、スピードよりも脚を守るクッション性を優先するのが基本になります。
まずは現在の自分のレベルを起点に候補を絞り込むことが、フルマラソンで狙ったタイムを出すランニングシューズ選びの土台になります。
クッション性(厚底・スタックハイト)で選ぶ
クッション性は、ミッドソールの厚みであるスタックハイトで大きく変わります。スタックハイトとは、かかと部分のソールの厚みを示す数値のことで、数値が大きいほど着地衝撃を吸収しやすくなります。
記録として公認されるシューズを選ぶなら、40mmを超えないモデルにしておくと安心です。体重がやや重めの人や、着地衝撃で脚を痛めやすい人ほど、厚底のクッション性能が走り終わりの脚の余力を左右します。
反発性・推進力(カーボンプレート・高反発フォーム)で選ぶ
反発性は、タイムを縮めたいランナーが重視したい観点です。カーボンプレートと高反発フォームを組み合わせたランニングシューズは、着地のエネルギーをバネのように推進力へ変換し、同じ脚力でもより前へ押し出してくれます。
ただし反発が強いモデルほど脚への負担も大きくなります。推進力の恩恵を引き出せるだけの走力があるかどうかも、合わせて見極めることが大切です。
軽量性で選ぶ
軽量性は、42kmという距離だからこそ効いてくる要素です。1歩あたりはわずかな重量差でも、フルマラソンの全行程で積み重なると、後半の脚の消耗にはっきりと差が出ます。
とはいえ軽さとクッションは相反しやすい性質を持ちます。自分の走力とレース距離のバランスから最適な重量を見つけることが、失敗しないシューズ選びにつながります。
フィット感・足型(ワイズ・ラスト)で選ぶ
フィット感は、長距離になるほど結果を左右する土台です。ラスト(靴の木型)やワイズ(足囲)はメーカーごとに異なり、同じサイズ表記でも履き心地が変わってきます。
試し履きの際は、つま先に1cmほどの余裕があるか、かかとが浮かないかを確認しておくと、本番での足のトラブルを防ぎやすくなります。
ドロップ(かかと-つま先の高低差)で選ぶ
ドロップとは、かかととつま先のソールの高低差を表す数値で、着地のしかたに影響します。高ドロップ(8mm以上)はかかと着地と相性がよく、ロングランや初心者に向いています。
ドロップは数字だけで優劣が決まるものではありません。日々の走りで脚に負担を感じにくい高低差を選ぶことが、フルマラソンを最後まで走り切るランニングシューズ選びにつながります。
フルマラソンにおすすめのランニングシューズ20選
ここからは、フルマラソンにおすすめのランニングシューズを、目標タイム別かつブランド別に紹介します。完走・サブ5〜6、サブ4、サブ3.5、サブ3の4つのタイム帯ごとに、各ブランドの現行2026モデルから最適な一足を価格の安い順に取り上げます。各モデルの特徴・搭載技術・おすすめのランナー層を解説するので、自分の目標に合うおすすめモデルを見つけてください。
目標タイム別でおすすめのフルマラソン向けランニングシューズは、以下の4グループで紹介します。
- 完走・サブ5〜6を目指す人向けのランニングシューズ
- サブ4を目指す人向けのランニングシューズ
- サブ3.5を目指す人向けのランニングシューズ
- サブ3を目指す人向けのランニングシューズ

完走・サブ5〜6を目指す人向けのランニングシューズ
完走やサブ5〜6を目標とするランナーには、厚いミッドソールで着地衝撃をしっかり吸収するマックスクッション系のランニングシューズが向いています。フルマラソンに初めて挑む段階でフォームが安定しなくても、脚を守りながら42kmを走り切れる安定感が大きな魅力です。
完走・サブ5〜6を目指すランナーにおすすめのランニングシューズは以下の6モデルです。
- 【adidas】SUPERNOVA RISE 2
- 【Mizuno】WAVE RIDER 30
- 【New Balance】1080v15
- 【ASICS】GEL-NIMBUS 28
- 【HOKA】BONDI 9
- 【Brooks】Glycerin 23
【adidas】SUPERNOVA RISE 2

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | adidas |
| モデル名 | SUPERNOVA RISE 2 |
| 重量 | 273g(27cm) |
| ドロップ | 10mm |
| スタックハイト | H36mm / F26mm |
| ミッドソール | DREAMSTRIKE+ |
アディダスのデイリートレーナーの定番として親しまれる「SUPERNOVA RISE 2」は、ランニングを始めたばかりの初心者からファンランを楽しむ層、これからレベルアップを目指すランナーまで幅広く使えるランニングシューズです。クッションと安定性のバランスがよく、フルマラソン完走への最初の相棒に向いています。
健康づくりやファンランを目的にフルマラソンへ挑むランナー、できるだけ手頃な価格でクッション系の一足をそろえたい初心者に「SUPERNOVA RISE 2」はおすすめです。
【Mizuno】WAVE RIDER 30

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Mizuno |
| モデル名 | WAVE RIDER 30 |
| 重量 | 約265g(27cm) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H42.5mm / F34.5mm |
| ミッドソール | MIZUNO ENERZY NXT |
「WAVE RIDER 30」は、数多くの完走者をゴールへ導いてきたミズノの定番デイリートレーナーです。シリーズ30代目の節目を迎えるモデルで、フルマラソンの練習からレースまで安心して任せられるランニングシューズに仕上がっています。
初心者から完走、サブ4まで幅広く対応できるため、1足で練習とレースをこなしたいオールラウンダーに「WAVE RIDER 30」はおすすめです。
【New Balance】1080v15

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | New Balance |
| モデル名 | 1080v15 |
| 重量 | 約261g(27cm) |
| ドロップ | 6mm |
| スタックハイト | H40mm / F34mm |
| ミッドソール | INFINIONフォーム |
ニューバランスの最上位クッションモデルである「1080v15」は、v15でミッドソール素材を一新した最新世代のランニングシューズです。上質な乗り心地を武器に、フルマラソンを快適に走り切りたいランナーから支持を集めています。
完走やサブ5〜6を目標とする初心者から中級のデイリーランナー、毎日の練習で上質な履き心地を求める人に「1080v15」はぴったりの一足です。
【ASICS】GEL-NIMBUS 28

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ASICS |
| モデル名 | GEL-NIMBUS 28 |
| 重量 | 約278g(27cm) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H43.5mm / F35.5mm |
| ミッドソール | FF BLAST PLUS / PureGEL |
アシックスを代表するマックスクッションモデル「GEL-NIMBUS 28」は、公式が「これからランニングを始める方やフルマラソン完走を目指す方向け」と位置づけるランニングシューズです。脚へのやさしさを最優先に設計されています。
ランニング初心者やフルマラソン完走を目指すランナー、クッションを最優先に脚を守りたい人に「GEL-NIMBUS 28」はおすすめです。横ブレを抑える安定性まで求めるなら、上位の「GEL-KAYANO 32」も候補になります。
【HOKA】BONDI 9

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HOKA |
| モデル名 | BONDI 9 |
| 重量 | 297g(28cm)※要確認 |
| ドロップ | 5mm |
| スタックハイト | H43mm / F38mm |
| ミッドソール | SCF EVA |
厚底ブランドとして知られるホカのフラッグシップ「BONDI 9」は、HOKA史上でも最厚クラスのマックスクッションを誇るランニングシューズです。とにかく脚を守りたいランナーのためのモデルとして開発されました。
フルマラソン完走を目指す初心者、クッションと脚の保護を最優先したい人、体重がやや重めで着地衝撃が気になる人に「BONDI 9」は心強い味方になります。
【Brooks】Glycerin 23

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Brooks |
| モデル名 | Glycerin 23 |
| 重量 | 約300g(27cm) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H38mm / F30mm |
| ミッドソール | DNA TUNED |
日本でも人気が高まるブルックスのプレミアムクッションモデル「Glycerin 23」は、ニュートラルな足の人が守って走り切ることを狙ったランニングシューズです。穏やかな履き心地で、フルマラソンの長丁場をやさしくサポートします。
クッションを最優先したいニュートラル足の初心者から中級者、フルマラソンで脚の余力を残したいランナーに「Glycerin 23」はおすすめです。
サブ4を目指す人向けのランニングシューズ
サブ4を狙う段階になると、クッション性に加えて反発性も欲しくなってきます。ジョグからテンポ走まで1足でこなせる、扱いやすい万能スピードトレーナーが活躍するゾーンです。
サブ4を目指すランナーにおすすめのランニングシューズは以下の4モデルです。
- 【ASICS】NOVABLAST 5
- 【New Balance】FuelCell Rebel v5
- 【HOKA】MACH 7
- 【Nike】Pegasus Plus

【ASICS】NOVABLAST 5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ASICS |
| モデル名 | NOVABLAST 5 |
| 重量 | 約255g(27cm) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H41.5mm / F33.5mm |
| ミッドソール | FF BLAST MAX |
「NOVABLAST 5」は、トランポリンのように弾む走り味で人気を集めるアシックスの高反発デイリートレーナーです。クッションと反発を両立し、フルマラソンの練習を楽しく後押ししてくれるランニングシューズに仕上がっています。
クッションと反発のバランスを重視し、1足を幅広く使い回したいサブ4ランナー、プレートの硬さが苦手な人に「NOVABLAST 5」はおすすめです。
【New Balance】FuelCell Rebel v5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | New Balance |
| モデル名 | FuelCell Rebel v5 |
| 重量 | 225g(US9.5) |
| ドロップ | 6mm |
| スタックハイト | H35mm / F29mm |
| ミッドソール | FuelCell(PEBA/EVA) |
ニューバランスの軽量・高反発トレーナー「FuelCell Rebel v5」は、軽快なフットワークで支持を集めるランニングシューズです。気持ちよく前へ進む走り味が、サブ4を目指す練習にテンポを生みます。
軽さとクッションを両立させたい、プレートなしで扱いやすい一足を探しているサブ4ランナーに「FuelCell Rebel v5」は向いています。
【HOKA】MACH 7

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HOKA |
| モデル名 | MACH 7 |
| 重量 | 237g(US10) |
| ドロップ | 5mm |
| スタックハイト | H37mm / F32mm |
| ミッドソール | SCF EVA |
ホカの軽量万能デイリートレーナー「MACH 7」は、厚底ながら軽快に走れるマッハシリーズのランニングシューズです。1足で日々の練習を完結させたいランナーに向けて作られています。
軽快な一足で練習を完結したいサブ4ランナー、低ドロップで軽量なランニングシューズを好む人に「MACH 7」はおすすめです。
【Nike】Pegasus Plus

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Nike |
| モデル名 | Pegasus Plus |
| 重量 | 約258g(28cm) |
| ドロップ | 10mm |
| スタックハイト | H35mm / F25mm |
| ミッドソール | ZoomX |
ナイキの名作「ペガサス ターボ」の系譜を継ぐ「Pegasus Plus」は、万能シリーズ「ペガサス」の上位に位置づく軽量スピードトレーナーです。反発を強めた走り味で、サブ4を狙うランナーのフルマラソン練習に弾みをつけます。
軽さと反発を求めるサブ4ランナー、ZoomXの推進感を日々のジョグから楽しみたい人に「Pegasus Plus」はおすすめです。
サブ3.5を目指す人向けのランニングシューズ
サブ3.5を目指すランナーには、プレートを搭載しながらも扱いやすく、練習からレースまで幅広く使えるスピードトレーナーが適しています。本格的なカーボンレーサーへ進む前の一足として、推進力に体を慣らしていけるのもフルマラソン中級者にうれしいポイントです。
サブ3.5を目指すランナーにおすすめのランニングシューズは以下の4モデルです。
- 【adidas】Adizero Boston 13
- 【ASICS】MAGIC SPEED 5
- 【HOKA】MACH X 3
- 【Saucony】ENDORPHIN SPEED 5

【adidas】Adizero Boston 13

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | adidas |
| モデル名 | Adizero Boston 13 |
| 重量 | 255g(27cm) |
| ドロップ | 7mm |
| スタックハイト | H37mm / F30mm |
| ミッドソール | LIGHTSTRIKE PRO |
アディゼロシリーズの究極のファストトレーナーと位置づけられる「Adizero Boston 13」は、最上位のAdios Proでレースに臨むランナーが練習兼用に選ぶランニングシューズです。サブ3.5を狙う中上級者の走り込みを力強く支えます。
テンポ走・距離走・レースを1足でこなしたい中上級者、中足部から前足部で接地するランナーに「Adizero Boston 13」はおすすめです。つま先がやや細めなので、試し履きで足型との相性を確かめておくと安心です。
【ASICS】MAGIC SPEED 5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ASICS |
| モデル名 | MAGIC SPEED 5 |
| 重量 | 196g(27cm) |
| ドロップ | 7mm |
| スタックハイト | H37.5mm / F30.5mm |
| ミッドソール | FF LEAP + FF BLAST PLUS |
「MAGIC SPEED 5」は、練習兼レースで使えるアシックスのカーボン入門レーサーです。最上位のMETASPEED系ほどピーキーではなく、カーボンの推進力にじっくり慣れたいランナーに向いたランニングシューズに仕上がっています。
サブ3.5を練習兼レースの1足で回したい中上級者、カーボンの硬さに不安があるカーボン入門者に「MAGIC SPEED 5」はおすすめです。
【HOKA】MACH X 3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HOKA |
| モデル名 | MACH X 3 |
| 重量 | 264g(US9) |
| ドロップ | 5mm |
| スタックハイト | H44mm / F39mm |
| ミッドソール | PEBA + Pebax Rnewプレート |
マッハシリーズにプレートを搭載した上位機「MACH X 3」は、フルカーボンのROCKET Xほど過激ではない、扱いやすいレーストレーナーです。練習からレースまで幅広く使えるホカのランニングシューズに仕上がっています。
テンポ走からロング走、レースまでを1足でカバーしたい中上級者、フルカーボンの反発を強すぎると感じる人に「MACH X 3」は向いています。
【Saucony】ENDORPHIN SPEED 5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Saucony |
| モデル名 | ENDORPHIN SPEED 5 |
| 重量 | 238g(USメンズ) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H36mm / F28mm |
| ミッドソール | PWRRUN PB |
サッカニーの大人気スピードトレーナー「ENDORPHIN SPEED 5」は、練習からレースまで1足でこなす定番のランニングシューズです。カーボンの硬さを避けたいサブ3.5ランナーから、根強い人気を誇ります。
プレートの推進感は欲しいけれどカーボンの硬さは避けたいサブ3.5ランナー、練習兼レースの1足を探している人に「ENDORPHIN SPEED 5」はおすすめです。
サブ3を目指す人向けのランニングシューズ
サブ3を狙うトップ層には、各ブランドが技術を結集したフルレングスカーボンプレート搭載の厚底レーシングが本命です。高い反発と推進力で42kmを一気に駆け抜ける性能を備えています。
サブ3を目指すランナーにおすすめのフルレングスカーボンレーシングは以下の6モデルです。
- 【adidas】Adizero Adios Pro 4
- 【ASICS】METASPEED SKY TOKYO
- 【New Balance】FuelCell SuperComp Elite v5
- 【HOKA】Cielo X1 2.0
- 【Puma】FAST-R NITRO Elite 3
- 【Nike】Alphafly 3

【adidas】Adizero Adios Pro 4

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | adidas |
| モデル名 | Adizero Adios Pro 4 |
| 重量 | 200g(27cm) |
| ドロップ | 6mm |
| スタックハイト | H39mm / F33mm |
| ミッドソール | LIGHTSTRIKE PRO |
アディダスの最上位レーシング「Adizero Adios Pro 4」は、多くの市民ランナーのサブ3や自己ベスト更新を支えてきた定番のランニングシューズです。軽さと反発を突き詰めた一足として、フルマラソンのレース本番で力を発揮します。
軽量で反発を重視したレーサーを求めるサブ3ランナー、細かい接地でテンポよく刻みたい人に「Adizero Adios Pro 4」はおすすめです。
【ASICS】METASPEED SKY TOKYO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ASICS |
| モデル名 | METASPEED SKY TOKYO |
| 重量 | 170g(27cm) |
| ドロップ | 5mm |
| スタックハイト | H39.5mm / F34.5mm |
| ミッドソール | FF TURBO PLUS + FF LEAP |
「METASPEED SKY TOKYO」は、アシックスの現行最上位に立つピナクルレーサーです。ストライドを伸ばして走るタイプのランナー向けに、東京2025世界陸上を見据えて開発されたランニングシューズです。
ストライドを伸ばすタイプでサブ3からサブ2.5を狙う上級者やエリート、とにかく軽さと反発を求めるランナーに「METASPEED SKY TOKYO」はおすすめです。ピッチ型なら姉妹モデルの「METASPEED EDGE TOKYO」が候補になります。
【New Balance】FuelCell SuperComp Elite v5

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | New Balance |
| モデル名 | FuelCell SuperComp Elite v5 |
| 重量 | 213g(US9.5) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H40mm / F32mm |
| ミッドソール | FuelCell(100% PEBA) |
ニューバランスの最上位レーシング「FuelCell SuperComp Elite v5」は、記録更新を狙うランナーへ向けたトップモデルのランニングシューズです。強い推進力と扱いやすさを兼ね備え、サブ3を目指す走りを後押しします。
高反発フォームと独自のEnergy Arc構造で推進力を得たいサブ3ランナー、トップモデルでも扱いやすさを重視する人に「FuelCell SuperComp Elite v5」は向いています。
【HOKA】Cielo X1 2.0

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HOKA |
| モデル名 | Cielo X1 2.0 |
| 重量 | 207g(27cm) |
| ドロップ | 7mm |
| スタックハイト | H39mm / F32mm |
| ミッドソール | デュアルデンシティPEBA |
「Cielo X1 2.0」は、厚底とロッカー構造を突き詰めたホカ最速のフラッグシップレーサーです。HOKAらしい転がる走り味を凝縮した、サブ3を狙うランナー向けのランニングシューズに仕上がっています。
厚底の高反発とロッカーの転がりを活かしたいサブ3ランナー、ホカの安定した接地を好む上級者に「Cielo X1 2.0」はおすすめです。
【Puma】FAST-R NITRO Elite 3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Puma |
| モデル名 | FAST-R NITRO Elite 3 |
| 重量 | 170g(27cm) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H40mm / F32mm |
| ミッドソール | NITROFOAM ELITE |
プーマ史上最速・最軽量をうたう最上位レーサー「FAST-R NITRO Elite 3」は、データ実証にもとづいて開発されたランニングシューズです。数量限定での発売ながら、サブ3を狙うランナーから熱い注目を集めています。
超軽量と強い推進力を両立させたいサブ3ランナー、個性的な接地感を好む上級者に「FAST-R NITRO Elite 3」はおすすめです。数量限定のため、入手のしやすさは事前に確認しておくと安心です。
【Nike】Alphafly 3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Nike |
| モデル名 | Alphafly 3 |
| 重量 | 218g(US10) |
| ドロップ | 8mm |
| スタックハイト | H40mm / F32mm |
| ミッドソール | ZoomX + Air Zoom |
カーボンレーシングの代名詞ともいえる「Alphafly 3」は、ナイキの最高峰に立つランニングシューズです。多くのトップランナーがレースで選ぶ象徴的なモデルとして、サブ3を狙う市民ランナーの憧れにもなっています。
サブ3からサブ2.5を狙うストライド型の上級者やエリート、クッションと反発を両立した最高峰レーサーを求める人に「Alphafly 3」はおすすめです。
フルマラソン用ランニングシューズを履くときの注意点
優れたランニングシューズも、使い方を誤ると故障やパフォーマンスの低下を招きます。フルマラソンで実力を出し切るために、購入後に押さえておきたい注意点を解説します。モデル選びと合わせて知っておくことで、選んだ一足の性能を存分に引き出せます。
フルマラソン用ランニングシューズを選んだあとに知っておきたい注意点は以下の4点です。
- カーボンプレートシューズは脚への負担・故障リスクに注意する
- レース本番までに必ず慣らしておく
- 厚底レーシングは耐久距離が短い(練習用と本番用を分ける)
- 自分の走力に合わないオーバースペック・サイズ選びに注意する
カーボンプレートシューズは脚への負担・故障リスクに注意する
カーボンプレートシューズは高い反発力を持つ反面、強い反発を受け止めるだけの筋力と着地対応力が求められます。脚が出来上がっていない段階で多用すると、アキレス腱炎や足底筋膜炎、前足部の疲労骨折といった故障のリスクが高まります。
高反発のランニングシューズほど、履く人の走力とのバランスが故障の有無を分けます。背伸びをせず、今の脚力に見合った付き合い方を心がけることが大切です。
レース本番までに必ず慣らしておく
新しいランニングシューズをいきなりフルマラソン本番に投入するのは、故障や違和感のリスクが大きい選択です。シューズによって接地感や反発のクセが異なるため、慣れていない足が驚いてしまいます。
30km走などの実戦的な練習でマメや靴擦れが出ないかを確認しておくと、当日のトラブルを大きく減らせます。
厚底レーシングは耐久距離が短い(練習用と本番用を分ける)
カーボン系の厚底レーシングは、一般的なランニングシューズよりも消耗が速いという特性を持ちます。反発性能は約160kmから低下しはじめ、寿命の目安は約200kmとされています。
練習用と本番用を分けておくことで、レース当日にシューズの反発をベストな状態で使い切れます。
自分の走力に合わないオーバースペック・サイズ選びに注意する
「速いシューズを履けば自分も速くなる」とは限りません。走力に見合わないトップレーサーは反発を御しきれず、かえって後半の失速を招くことがあります。
つま先に適度な余裕を持たせたサイズを選んでおくと、フルマラソン終盤の足の張りや痛みを防ぎやすくなります。
まとめ:目標タイムに合うシューズでフルマラソンを走り切ろう
この記事では、フルマラソンにおすすめのランニングシューズとその選び方を、目標タイム別に解説しました。完走を目指す段階からサブ3を狙うレベルまで、最適なモデルはランナーごとに変わってきます。
シューズを変えるだけで、42kmの体験は大きく変わります。今回紹介した目標タイム別のおすすめモデルから自分に合う一足を選び、フルマラソンを最後まで走り切ってください。


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