- 短距離・陸上の練習用ランニングシューズは何を基準に選べばいい?
- ブランドごとに練習シューズの違いがわからない
- スパイク以外で短距離の練習に使えるおすすめモデルを知りたい
短距離・陸上の練習用ランニングシューズとは、レース本番のスパイクとは別に、アップやジョグ、ドリル、流し、冬季の走り込みといった練習の各場面で使うノンスパイクのトレーニングシューズです。
この記事では、短距離・陸上の練習用ランニングシューズの選び方と、ブランド別おすすめ6選を紹介します。スパイク以外の練習シューズを比較検討している中高生や陸上ランナーは、ぜひ参考にしてください。
短距離・陸上の練習用ランニングシューズの特徴
練習用ランニングシューズには、大きく2つの系統があります。ウォーミングアップやジョグ、クールダウンに向く「アップシューズ」と、スパイクに近い薄底フラットでドリルや流しに使う「スプリントトレーニングシューズ(ドリルシューズ)」です。用途に応じたモデル選びが、走力アップとケガ予防の両面で大切になります。
短距離の練習用ランニングシューズ選びで押さえておきたい特徴は、以下の5ポイントです。
- 用途(アップ用/ドリル用/薄底レース用)に合わせて選ぶ
- 薄く低ドロップで接地感の高いソールを選ぶ
- グリップ力の高いフラットソール/アウトソールを選ぶ
- 軽量なモデルを選ぶ
- 反復練習に耐える耐久性で選ぶ
用途(アップ用/ドリル用/薄底レース用)に合わせて選ぶ
短距離の練習用ランニングシューズは、用途によって最適なタイプが変わります。ウォーミングアップやジョグが中心なら、クッションのあるアップシューズが向いています。
用途ごとにタイプを使い分けることで、短距離の練習の質が一段と高まります。1足で無理にこなすより、目的に合ったランニングシューズを選ぶことが上達の近道です。
薄く低ドロップで接地感の高いソールを選ぶ
ソールが薄く、ドロップ(つま先とかかとのソール厚の高低差)が小さいほど、地面をダイレクトに感じられます。短距離特有の前足部での力強い接地や体重移動を養えるのが、薄底ソールの利点です。
低ドロップで接地感の高いモデルを選ぶことで、地面を押す感覚が磨かれます。スパイクに近いフォームづくりが進み、短距離の走力向上につながります。
グリップ力の高いフラットソール/アウトソールを選ぶ
ダッシュやコーナーで滑らない高グリップのアウトソールは、短距離の練習用ランニングシューズの要です。ミズノのG3ソールやアシックスのフラットソールデザインが代表例です。
フラットで高グリップのソールを選ぶことで、加速やコーナリングが安定します。短距離の練習で狙ったスピードを引き出しやすくなります。
軽量なモデルを選ぶ
軽さは、足の運びを速くしてスプリント動作を妨げない重要な要素です。短距離の練習用ランニングシューズでは、180〜200g前後の軽量モデルが扱いやすい目安になります。
軽量なランニングシューズを選ぶことで、ピッチが上げやすくなり、スピード練習の質が高まります。短距離の動きづくりにも、軽さがしっかり効いてきます。
反復練習に耐える耐久性で選ぶ
ダッシュの反復や冬季の走り込みは、シューズの消耗が激しい練習です。短距離の練習用ランニングシューズは、耐摩耗性の高いアウトソール素材を持つモデルが長く使えます。
耐久性の高いモデルを選ぶことで、反復練習でもへたりにくく、コストパフォーマンスも高まります。短距離の練習を支える1足として、安心して履き込めます。
短距離・陸上の練習用ランニングシューズおすすめ6選
ここでは短距離・陸上の練習用ランニングシューズを、ブランド別におすすめ6選紹介します。各モデルの特徴・搭載技術・おすすめユーザー層を解説します。
ブランド別にセレクトした短距離・陸上の練習用ランニングシューズは以下の6モデルです。
- 【アシックス】ウインドスプリント3
- 【アシックス】ターサーRP3
- 【アディダス】アディゼロBK
- 【アディダス】アディゼロRC6
- 【ミズノ】デュエルソニック4
- 【ミズノ】ウエーブデュエル4
【アシックス】ウインドスプリント3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | アシックス |
| モデル名 | ウインドスプリント3 |
| 重量 | 約225g(26.0cm) |
| ソール厚(ヒール) | 約20mm |
| ドロップ | 0mm |
「ウインドスプリント3」は、陸上王国・日本を代表するアシックスが、短距離トレーニングに特化して送り出すノンスパイクのアップ/トレーニングシューズです。スパイク代わりに使える練習専用設計をコンセプトに開発されています。
「ウインドスプリント3」は、これから陸上を始める中高生から、接地感を磨きたい中上級者まで幅広く対応します。低価格で導入しやすく、1足目の練習・ドリルシューズを探すランナーにおすすめです。

【アシックス】ターサーRP3

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | アシックス |
| モデル名 | ターサーRP3 |
| 重量 | 185g(26.5cm) |
| ソール厚(ヒール) | 22mm |
| ドロップ | 10mm |
「ターサーRP3」は、アシックスの薄底レーシング「ターサー」系譜に連なる鍛錬シューズです。練習からレースまで1足でこなせる薄底モデルとして開発されています。
「ターサーRP3」は、ドリル専用シューズより少しクッションが欲しい中上級者に向いています。スピード練習の主力として、幅広い練習を1足でまかないたい選手におすすめです。
【アディダス】アディゼロBK

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | アディダス |
| モデル名 | アディゼロBK |
| 重量 | 199g(27.0cm) |
| ソール厚(ヒール) | 23mm |
| ドロップ | 4mm |
「アディゼロBK」は、アディダスの軽量シリーズ「アディゼロ」から、日本の部活生のために開発されたオールラウンド練習シューズです。2025年4月発売の現行モデルで、毎日の練習を支える1足をコンセプトにしています。
「アディゼロBK」は、練習シューズを初めて買う中高生・部活生に最適です。まず1足でアップから練習までまかないたい初心者層に、特におすすめのランニングシューズです。

【アディダス】アディゼロRC6

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | アディダス |
| モデル名 | アディゼロRC6 |
| 重量 | 169g(27.0cm) |
| ソール厚(ヒール) | 19mm |
| ドロップ | 7mm |
「アディゼロRC6」は、アディゼロシリーズで唯一ソール厚20mm以下の薄底軽量モデルです。2025年4月発売で、トラックレースからスピード練習までを狙う1足として開発されています。
「アディゼロRC6」は、とにかく軽さで攻めたい選手や、薄底で脚力を鍛えたい中上級者に向いています。スピード練習を質高くこなしたいランナーにおすすめです。
【ミズノ】デュエルソニック4

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ミズノ |
| モデル名 | デュエルソニック4 |
| 重量 | 約195g(27.0cm) |
| ソール厚(ヒール) | 20mm以下 |
| ドロップ | − |
「デュエルソニック4」は、ミズノの軽量レーシング系譜にあるコスパモデルです。世界陸連ルールに対応し、練習からトラックレースまでマルチに使える1足として開発されています。
「デュエルソニック4」は、価格を抑えつつアップからスピード練習まで1足で使いたい中高生に向いています。コスパを重視するランナーにおすすめのランニングシューズです。

【ミズノ】ウエーブデュエル4

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ミズノ |
| モデル名 | ウエーブデュエル4 |
| 重量 | 約190g(27.0cm) |
| ソール厚(ヒール) | 25mm以内 |
| ドロップ | − |
「ウエーブデュエル4」は、ミズノの薄底スピードモデルで、ミッドソール25mm以内の現行機です。2025年2月発売で、スパイクに近い反発を狙った1足として開発されています。
「ウエーブデュエル4」は、ノンスパイクでもスパイクに近い反発でスピード練習をしたい中上級者に向いています。薄底でも一定のクッションが欲しい選手におすすめのランニングシューズです。
短距離・陸上の練習用ランニングシューズを使うときの注意点
短距離・陸上の練習用ランニングシューズを最大限に活かすために、知っておきたい注意点を解説します。モデル選びと合わせて押さえておくことで、短距離の練習の質をさらに引き出せます。
短距離の練習シューズを使う前に知っておきたい注意点は以下の3つです。
- 用途に応じてアップ用とトレーニング用を使い分ける
- 薄底シューズは脚への負担が大きいので段階的に慣らす
- サイズ・フィットを合わせ消耗したら早めに替える
用途に応じてアップ用とトレーニング用を使い分ける
1足ですべての練習をこなそうとすると、どの場面でも中途半端になりがちです。短距離の練習用ランニングシューズは、用途ごとに使い分けるのが理想です。
予算が許すなら、性格の異なる2足を揃えるのがおすすめです。短距離の練習メニューに合わせて履き替えることで、上達のスピードが変わってきます。
本番の大会やスプリント用のスパイクについては、以下の記事で具体的なモデルを紹介しています。

薄底シューズは脚への負担が大きいので段階的に慣らす
クッションの少ない薄底シューズは、ふくらはぎやアキレス腱、足裏への負担が大きくなります。短距離の練習用ランニングシューズに慣れていないうちは、注意が必要です。
初めて薄底のランニングシューズを使う際は、まずアップや流しなど軽めのメニューから取り入れるのがおすすめです。脚が慣れてきたら、徐々に使う場面を広げるとよいでしょう。
サイズ・フィットを合わせ消耗したら早めに替える
薄底シューズは、ジャストフィットで履いてこそ接地感が活きます。サイズが大きすぎると足が中で動き、短距離特有の鋭い接地がしにくくなります。
ソールの溝がすり減ってきたら、早めの買い替えがおすすめです。短距離の練習用ランニングシューズは消耗品と考え、性能が落ちる前に新しい1足へ替えると安心です。
まとめ:自分に合った練習シューズで短距離・陸上の走力を高めよう
この記事では、短距離・陸上の練習用ランニングシューズのおすすめ6選と、その選び方を解説しました。レース用のスパイクとは別に、ノンスパイクの練習シューズ選びで動きづくり・走力・ケガ予防が大きく変わります。
シューズを用途に合わせて替えるだけで、練習の質は一段と変わります。本文で紹介した6モデルから自分に合う1足を選び、短距離・陸上の走力を高めてください。


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